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非活性状態のSCP-2733
Name: 頭入りキャビネット
Author: gnmaee(NoTranslator)
Rating: 32/36
Created at: Sun Feb 14 2016
アイテム番号: SCP-2733
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル
収容手順64-デルタ-ロメオ(異常建造物の標準的収容・都市内)がSCP-2733-01のために実行中です。潜入中のエージェント2名が、民間人をSCP-2733-01から遠ざけておくためにオクラホマ州█████に居を構えます。SCP-2733を除去する試みは成功していない為、SCP-2733を含む部屋は財団エージェントが確保し、キーパッドおよび網膜スキャンの両方で施錠します。
説明
SCP-2733は、オクラホマ州█████郊外の葬儀場/遺体安置所だった廃ビル(SCP-2733-01)の中にある遺体収納用キャビネットです。SCP-2733-01は、所有企業である”安らぎのメドウズ霊安火葬社”が1976年に事業から撤退した後に放棄され、過去██年間は居住者がいない状態でした。SCP-2733の異常特性は、心霊番組[編集済]が新たな撮影場所として当該エリアを捜索した後に発見されました。潜入していたエージェントがSCP-2733を発見し、財団職員に報告しました。
SCP-2733の主たる効果は、人間が知性ある生物(生死問わず)のことを考えながらキャビネットドアのどれかを開く際に発現します。SCP-2733を開くと、対象者は彼らが考えていた生物の頭部を発見します。頭部は生きており、意思疎通が可能です。入っているキャビネットを閉じる、あるいは別のキャビネットドアを開けて第二の頭部が召喚されると、その時点で最初の頭部は消失します。これら頭部を追跡する試みは実を結びませんでした。
補遺2733-01
更なる調査は、”安らぎのメドウズ霊安火葬社”が[編集済]1によって解体目的で買収されたことを示しています。SCP-2733-01の前所有者であるジョセフ・ライトと█████ ██████████の遺体を発見する試みは成功していません。