SCP-4661 : 罪の都

パラダイス / ネバダ州ラスベガス

進行中

1月12日 11:49 PM (現地時間) — 現在

Keneq

領域内のTRE値の急上昇と、それに伴うヒューム値の急落。空間は視認可能な赤みを帯びているが、この原点は不明。青白い皮膚と角を有する大量のヒト型実体群が街の各所に出現。一般市民による反応の不審な欠如 — インタビューを受けた市民は無気力で反応せず、代わりに性行為を行うことを望んだ。前述のヒト型実体群は市民に対する暴力行為を開始しているが、市民の自衛反応は観察されていない。巨大かつ不明瞭な姿が街の外部にある砂漠に複数出現し、街に接近しているように思われる。迅速な対応が推奨される。

補遺 4661.2

事案委員会の会議の転写 — 1日目

• 対応部隊連絡員 ジョセフ・クルツ
• オカルト科学上席研究員 ランドール・ハウス
• HMCL監督官 リー・トンプソン
• 大規模収容スペシャリスト ユースフ・アリ

«記録開始»

なんでこの手の事案はいつも真夜中に起きなきゃならないんだ？

ええ、我々も皆疲れていますが、これはあなたの快適な睡眠より優先される問題です。対応部隊部門は既にベガスに向けて隊員を移送しています。

どの機動部隊が派遣されている？

“下される鉄槌”、“ダストデビルズ”、“聖なる男たち”、“愛国志士”の隊員たちを統合して、2つの暫定機動部隊 — カッパ-12 “ハイローラーズ”とオメガ-33 “オーシャンズ300”が結成されました。

おい、せめてもう2時間ぐらい待つわけにいかなかったのか？

財団が介入しなければ、ペンタグラムはGOCを呼ぶつもりだったようです。我々はこれを国際的な事件にしたくはありません。ともかく、既に事は起きてしまったので、どう修正すべきかを探り出しましょう。

出現したのは悪魔なのですね？

観察報告書にはそう書いてあるな。悪魔の出現に伴う兆候は出揃っている — 硫黄の臭い、民間人の無関心、TRE値の急上昇。奴らは何処からやって来たんだ？

どれだけ悪魔がいても、たった一晩で現実崩壊を招くことはできません。暫く前から蓄積されていたのでしょう。

ラスベガスの産業を考えると、異例の事態とは言えないがね。

では、これからどう対処します？

ベガスから連想される類の物事をやっている人間は、悪魔にとってコカインと同じです。私たちが栄養源を押さえない限りは撤退しないでしょう。

一斉掃射と祈りは悪魔にも効きます。

民間人が山ほどいる街で実弾を使うんですか。素敵なアイデアですね。

弾丸とは一言も言っていません。聖水だけでもこういう連中にはかなりの効果が期待できる。

では、機動部隊を水鉄砲で武装させるんですか。良いのか悪いのか私には分かりません。

我々の主な任務は正常性の再確立にある — 収容達成は二の次だ。

皆さんはあの街にいる悪魔の数を過小評価しているんじゃないですか。

ならばより多くの人員を派遣するまでです。当面の間は全員、更なる進展に備えてポケベルを手放さないでください。ハウス、あなたのチームを招集して、ラスベガスで発生している事件の具体的な性質を探り出してください。

«記録終了»

補遺 4661.3

状況更新 — 2日目

状況更新

財団の部隊はラスベガスの街全体に派遣され、携帯式スクラントン現実錨を展開して、複数の小さな中間準備地点をベースライン現実に引き戻した。これらの準備地点の中で最大規模の空間は、ラスベガス・ストリップに位置するMGMグランド・カジノホテルである — この建造物は悪魔実体の活動の発生地である。

補遺 4661.4

事案委員会の会議の転写 — 2日目

«記録開始»

おかえりなさい、皆さん。

状況はどうなっている？

ストリップ沿いにある大半の主要地点を占拠し、あらゆる物に封印を施しました。しかし、あの怪物どもは強力です — 大型の個体を制止する時に弾丸を幾つか消費するので、弾薬の残量は急速に減っています。我々は既に聖水プラントと祝福弾薬工場を最大効率まで押し上げました。全力を尽くします。ハウス、あなたは何か掴めましたか？

あー… はい。しかし喜ばしい話ではありませんよ。

いいから教えてくれ。

私たちは… ラスベガスの街が現在、地獄と融合しつつあると確信しています。

[数秒の沈黙。]

ジーザス・ファッキン・クライスト。

ええ、まさにこういう時こそ降臨していただきたいものです。

念のため訊きますが、大文字のHにホッケースティックが2本の地獄Hellですか？ 不信心者が永遠に焼かれたりとかする類の、アブラハム宗教の地獄？

ええとですね、私たちが地獄として認知する存在平面は1つしか存在しないと概ね信じられています。様々な名称で呼ばれてはいますが—

質問に答えてください。

はい。

諸君、我々は既に祝福されし銃弾を備えた兵士たちを、ラスベガスで悪魔と戦うために送り込んでいるんだ。ラスベガスがどんな都市か考えると、にわかに信じがたい話ではないと思うぞ。

ハウスの話を信じられないわけじゃない。アメリカ南西地域司令部に務める全員のケツに火が付いてるのが既に感じられると言いたいんだ。きっと連中はアメリカの主要都市を1ヶ所、文字通りの意味で地獄に墜としたというので軍法会議に掛けられるぞ。

失礼な言い草かもしれないが、ベガスと地獄の違いに気付く奴はいないだろうよ。

ハッ！ いずれにせよ、この大惨事が解決してヒーローを歓迎する時には、皆さんが昇進する椅子が沢山空いていると考えればいいでしょう。では、ハウス — 街を地獄から引き戻すにはどうすればいいんですか？

以前も言ったように、こういう事象は… 唐突には発生しません。発端となる事件が必ずあったはずです。そして私は、悪魔どもがストリップ全体に沿いつつシーザーズ・パレス・カジノホテルの周囲に寄り集まっている事実を基に、何であれそこに居る奴が私たちのターゲットに相違ないという説に賭けますよ。

オーケイ、それでは機動部隊をシーザーズ・パレスに派遣します。良くやってくれまし—

えっ？ ダメです！ あのホテルに巣食っている悪魔の数は、恐らくマザー・テレサを余裕で—

ランディ、いいですか、あなたの役目は今回の事件全体のオカルト的側面から我々に助言することです。そしてあなたはその職務を果たした、実に素晴らしい！ ですが今から我々は戦術を練らなければならないので、大人しく私に仕事をさせてください。分かりました？ 分かりましたね。皆さん、ポケベルをお忘れなく。解散。

«記録終了»

補遺 4661.5

ミッション音声記録の転写の要約 — 3日目

• 対応部隊連絡員 ジョセフ・クルツ
• オカルト科学上席研究員 ランドール・ハウス
• 機動部隊オメガ-33 “オーシャンズ300”の様々な隊員

«1:08:18時点から記録開始»

シーザーズ・パレスの地下にトンネルがあるとは知らなかった。

無かったはずです。これらは施設の設計図に記載されていませんし、岩も摩耗していません。新しく掘られている。

硫黄の臭い。悪魔です。

お前ら、安全装置を外せ。神に祈りを捧げろ。 (沈黙) いや、マジで。

[全職員はトンネルへと降下し、下り坂を進む。約23分後、彼らは石壁に嵌め込まれた複数のエレベータードアに到着する。]

ええと、エレベーターがありますね。

そんな馬鹿な。洞窟の終端にエレベーターですって？ 我々の居る高度は？

機器の計測によると地下20mだ。

うーん… 入ってみます？

選択肢はあまり無さそうですね。

[クルツはエレベーターの呼び出しボタンを押して29秒待つ。エレベータードアが開くと、内部にはラスベガスを見下ろす広いホテルのスイートルームがある。バスローブとシルクハットを着用した男が窓の前に腰かけ、ティーカップから何かを啜っている。]

何だこれ。

おお、来たか！ ようこそようこそ！ 俺としたことが、客が来ると分かっていながらうっかり身支度を忘れていた。まぁまぁ、ひとまず掛けたまえ。

[折り畳み式のローンチェア、電気椅子、バースツール、リクライニングチェアが出現し、全ての職員に体当たりして強制的に着席させる。]

すまん、まだコツが呑込めなくてな。

で、あなたは具体的には何者ですか？

プルートーと呼ばれている — 初めまして。

プルートー？ 死を司るギリシャの神？

厳密にはローマだ。

俺はてっきり、ローマの神々はギリシャ神の名前が変わっただけかと—

まず第一に、それは信じられんほど失礼だぞ。それに少々人種差別的だ。

ジーザス、こっちはただ—

嗚呼、俺の前でそのふざけた名前を口にしないでくれ。そいつのせいで、サタンは自分こそ人類神話史上最もイカした存在だと己惚れているんだ。

成程、なかなか面白い話です。しかし大変申し訳ない事に、我々は娯楽目的ではなく仕事のために来ました。あなたが外で起きている馬鹿騒ぎの元凶だというのは事実ですか？

ああ、_あれ_かね？ まぁな、俺一人の手柄ではない、それは幾ら何でも不公平だよ。他の名だたる悪魔たちがいなければ成し遂げられなかった。

他の？

ほう、知らなかったか？ ベガスは悪魔の国だよ、少年。初めからそうだった。パラダイス — そうだ、面白い事を教えよう。大半のカジノは—

— ベガスではなく、パラダイスにある。誰でも知っている。

そうか、すまなかったな、知識という贈り物で君たちのちっぽけで惨めな人生を豊かにしようとしてしまい実に申し訳なかった。とにかく、パラダイスは悪魔によって設立された。正確には第四圏 — 強欲の悪魔たちだ。サタンはついつい欲を出し過ぎて、彼らのギャンブルやその他の罪深い商取引に苛烈な税を課し続けていた。

地獄に税金があるんですか？

地獄だぞ、非営利だと思うか？ ともかく、彼らは荷造りをして、サタンが徴税吏を派遣できない場所へと去ったのだ － アメリカの砂漠の只中にね。

つまり、脱税するためにこの一連の騒ぎを起こしたのか。

うーん、そう言われると聞こえが悪いな。だがどの道それは大した問題では無かった — 人間の自己破壊的な傾向がこれほどの頑強さを誇っているとは、誰も予想していなかった。今やこの街には大量の純粋な罪が溢れ、その生まれ来たる場所へ引き戻されようとしている。

いえ、しかし — 何故あなたは地獄へ戻りたがるのです？ サタンが嫌いだから出て行ったのでは？

ああそうとも、奴はゲス野郎だ。しかし、今の俺にはギャンブルと酒とファックのためならケツを差し出しても構わないという悪魔や人間の軍隊がいる。だから地獄の経済的乗っ取りに着手しようと思ってね、君。

その、折角ですが… やめていただけますか？

それで説得できると本気で思ったか？

まぁやってみる価値はあったと思いますよ。オーケイ、プランB。

[Ω33-アルファとΩ33-ベータが各々のホルスターから銃を抜き、聖水タンクが空になるまでプルートーに発砲する。聖水は何の害も及ぼすことなく、プルートーのバスローブに当たって飛び散る。]

君たち、この街の王をおしゃれな水鉄砲で屈服させられると思うかね？ きっとお次はビュッフェの食べ物が尽きたとでも言い出すんだろう。

[プルートーが機動部隊に向かって前進する。折り畳みローンチェアに座っているハウスが彼に呼び掛ける。]

賭けをしませんか？

[プルートーがゆっくりと振り返る。]

話を聞こう。

1ゲーム。我々が勝利したら、あなた方にはここを立ち去り、元居た地獄の穴に帰っていただきます。

そして君たちが負けたら、俺たちがこの大地を手に入れる？

まぁ、そういう事です。

良い条件だ。

あ、ちょっとお待ちを。

[ハウスはイヤホンからの通信に耳を傾ける。]

全世界をカタに賭けをするのは認められないそうです。

あぁ、残念。

オーケイ、ベガスだけならどうですか？ あなたが勝利したら、私たちは街を離れ、あなた方の仕事に一切干渉しません。

ふむ。魅力的だが、君個人は何もリスクを負っていないんじゃないか？

私の魂を賭けましょう。その代わり、ゲームは私に選択させてください。

いいだろう。

Magic the Gathering。

は？ ダメだ。もっと正当なゲームを選べ。

分かりました。では、ブラックジャックを。

ほう、成程ね？ 中々ギャンブルの心得があるようじゃないか？

ローマではローマ人らしく振る舞え、と諺にもあります。

確かに、ここはシーザーズだからな。

«記録終了»

補遺 4661.6

ブラックジャック・ゲーム — 3日目

«記録開始»

ハウスとプルートーは、シーザーズ・カジノの人目に付かない奥の間で、ブラックジャック・テーブルの前に座っている。室内に居る他唯一の存在は、タキシードを着用したTartareanクラス実体のディーラーである。

不滅の魂をカード勝負に賭けるとは、君は勇敢な男だな。

よく言うでしょう。虎穴に入らずんば虎子を得ず。

宜しい、プレイヤー2名がお互いにベットしているため、今回のゲームは表のカジノフロアで行われるブラックジャックとは少々異なります。私はカードを取らず、お二人だけで勝負していただきます。ラウンドの終了時により高い点数をお持ちの方が勝利し、常の如く、負けた方は賭け金を失います。

ええ。既にこちらは合意済みです。

ディーラーはプルートーとハウスに2枚ずつカードを配る — 片方のカードは表向き、もう片方は裏向きである。ハウスの表向きカードはクラブの6、プルートーはスペードの2。

初手はハウス様でございます。

ハウスは裏向きのカードを覗き見る。

ヒット。

ディーラーは別のカードをハウスに配る。ダイヤの3。ハウスはもう一度裏向きのカードを見る。

クソ。

おや、もう負けたか？

ちょっと黙っててください。考えてるんです。

あまり長く待たせるなよ。選択肢はたった2つだ。決めるのはそう難しくないだろう。

もうちょっとだけ！

ハウスは裏向きのカードを見つめる。

ヒット？

ディーラーは別のカードをハウスに配る。クラブの5。ハウスは溜息を吐く。

スタンド。

やれやれ。いつになったら俺の手番かと思っていたよ。ディーラー、ヒットだ！

ディーラーは別のカードをプルートーに配る。スペードのジャック。

え… うん？

ハウスが笑顔を見せる。

何かお困りですか？

あー…

お互いに手札の見せ時と取って宜しいですか？

…いいだろう。

ハウスは裏向きのカードを返し、ダイヤの4であることを明らかにする。プルートーの裏向きカードはスペードのキング。

どうやら、あなたの負けですね。

分かっているとも。

ハウス様の手札の優勢につき、この試合はハウス様の勝利となります。契約は締結されました。

ハウスは椅子から立ち上がり、部屋を去ろうとするが、戸口で立ち止まる。

楽しい試合でした、プルートー。いつか機会があればまたやりましょう。

当分の間は、俺の同僚たちと遊んでもらおうかな。

え？

言ったはずだぞ、パラダイスは悪魔が設立した。ここら一体の超巨大カジノを経営するのに必要な貪欲さが、人間の器に収まるとでも思うかね？ いや、ニューヨーク・ニューヨーク・カジノは人間が経営していたかもしれない — ある記念碑の上にまた別の記念碑を作るなんて、君たち人間しか思いつかない悪趣味だからな。俺は去るとも、約束は守る。しかし俺が最後ではないぞ！ お楽しみに！

«記録終了»

補遺 4661.7

事案委員会の報告会 — 4日目

補遺4661.6の出来事に続いて、市街地にいたSCP-4661-B個体の大部分は大量のアルコール、麻薬、通貨を残して非実体化した。ラスベガスの市内および周辺で観測された視覚異常も解消され、地域司令部は崩壊事案の終結を宣言した。浄化作戦が開始され、クラスCエアロゾル記憶処理薬が散布された。

«記録開始»

ハウスはトンプソンの前でテーブルに座っている。トンプソンは頭を抱えながら歩き回っている。

大馬鹿野郎。

まぁまぁ。成功したでしょう？ 重要なのはそこです。

お前は今回の作戦全体をブラックジャックの試合に賭けたんだぞ！

えっ？ いえ、とんでもない！

じゃあ、あの時お前が仕掛けたアレは何だって言うんだ？

ディーラーに金を渡してカードデッキの積み順を指定したんですよ。地獄でも1万ドルは大金らしいですね。

だったら何故あんなに緊張した素振りを見せた？ え？

それは、その… ジャックを何枚目に仕込む手筈だったかをド忘れして…

勘弁してくれ。司令部が_私に_こんな事をさせるなんて信じられない。

あなたはいつも私を解雇したがっているとばかり思っていました。

ああ。今でもそうしてやりたいさ。

トンプソンはテーブルにマニラフォルダを置く。

その機会を掴むことはもう無さそうだ。

トンプソンは背を向け、退室しようとする。ハウスはマニラフォルダの中身を改める。微笑みが彼の顔に浮かぶ。

ああ、そうだ！ トンプソン！

うん？

例の賄賂はあなたの名義で附けておきましたから。あなたには多額の予算があるから問題ないでしょうけど、一応知らせておきます。

地獄に墜ちろ。

«記録終了»

結び

サイト-666

崩壊事案の終結後、SCP財団アメリカ南西地域司令部は同様の事案を確実に防止するため、パラダイスの市域内にサイトを建造するよう命じました。サイト-666は“ルクソール・ホテル”という新たなカジノホテルを装って建造されました。建設工事は1993年に完了し、サイト管理官としてランドール・ハウス研究員が割り当てられ、それ以来アメリカ南西部の主要な要員展開拠点として運営されています。ハウス-ニコラス神的平面真空ユニットは悪魔実体が生成する放射線を吸収し、更なる崩壊事案を阻止しています。

プルートーの主張を精査した結果、パラダイス地域に位置する殆どないし全てのカジノはTartareanクラス悪魔実体によって所有・運営されている可能性が高いと判断されました。これらの実体群は相互保護のための委員会を組織しており、収容を確立するための計画が現在策定中です。

このメールは、皆さんがネバダ州ラスベガスのサイト-666へ転勤となることをお知らせするものです。いいえ、サイト外での気の利いた歓迎会は開かれません。この街にはアルコールがあります。ギャンブルがあります。罪があります。しかし、皆さんのためにではありません。皆さんはベガスで起きる事件がベガスの範疇を出ないようにするべくして選抜されました。

皆さんは文字通りの意味でも、隠喩的な意味でも、悪魔に立ち向かうことになります。工場で祝福された銃弾を撃ち、大量生産された聖水を浴び、バチカンが知ってほしくない事物を調査していただきます。

ベガスが罪の都と呼ばれるのには相応の理由があります。私たちは彼らの家にいますが、それは彼らに頭を垂れなければならないということを意味しない。

これを念頭に置くと、実のところ、アンダーベガスの掟はたった一つしかありません。

勝利するのは常に胴元ハウスです。

ハウス管理官より。
確保・収容・保護