SCP-1127 : 映画祭

Information

Name: 映画祭
Author: gnmaee(NoTranslator)
Rating: 9/11
Created at: Sat Mar 12 2016
アイテム番号: SCP-1127
オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル

封じ込め外で確認されるSCP-1127は機動部隊ミュー-53("イーバート1の親指")(“Ebert's Thumb”)によって調査されます。SCP-1127の物理的コピーは押収され、デジタル・コピーは無力化される前に安全な暗号化された記録媒体上に保存されます。SCP-1127の完全な曝露を受けた犠牲者は全て、SCP-1127の影響によって、彼らが一般大衆への許容できない脅威になるかどうかを決定するために審査されなければなりません。許容できる危機と見なされたなら、Aクラス記憶処理が施され解放されます。(注: 記憶処理はSCP-1127の曝露による症状には何の影響も与えません)大衆の中へと解放できなければ、彼らはDクラス職員と再分類されるか、サイト管理者の判断で処分されます。

SCP-1127の収容されたコピーはサイト-██の安全なメディア金庫室に保存されることになっています。各SCP-1127はサイト-██の安全視聴覚室の中で、サイト管理者に許可された装置でのみ閲覧できます。各SCP-1127は承認された実験の一部として、Dクラス被験者のみが最後まで閲覧できます。財団職員は不必要な曝露を避けなければならず、SCP-1127閲覧によるいかなる事件も記録せねばなりません。SCP-1127のどんなバージョンでも生涯における閲覧時間の合計が15分を超えたと記録されたどんな職員も、SCP-1127について仕事をするのをやめねばならず、他の任務に就かねばなりません。

説明

SCP-1127は23分から42分の長さの一連の短編映画です。現在までに、3つの異なる映画の███本のコピーが回収され、加えて1つの映画が特定されていますが収容はまだされていません。映画はそれぞれSCP-1127-1, SCP-1127-2, SCP-1127-3そしてSCP-1127-4と指定されました。この他にどれくらいのSCP-1127シリーズの映画が、未だに財団によって特定されておらず、また回収されていないのか分かっていません。

各映画は他の映画や短編や多様な記録映像からのシーンの継ぎ接ぎで、主に構成されています。音と会話は追加されたか修正されたものです。元のそれぞれの映像ソースとは全く関係のない、映画を構成するシーンの切り貼りに完全に調和した、独特な"ナレーター"がどの映画にも登場します。ナレーターは状況の説明を行い、使用された場面の範囲内で物体や登場人物と時折交流します。

一連のSCP-1127のどの映画でも、一本を累積で20分以上鑑賞した後に異常な特性が現れます。映像と音声をばらばらに鑑賞した時は、影響は現れません。一連の映画のそれぞれは異なる影響を鑑賞者に与えますが、どの事例も影響は正常な行動パターンに永続的な混乱を与え、様々な刺激に対する感情的な反応を変化させます。

  • 最初の出現: SCP-1127-1は20██年█月██日に、ニューヨーク州█████████にある█████████シネプレックス10番上映ホールで最初に出現した。SCP-1127-1は[編集済]の冒頭30分に挿入されていた。出口は未知の人々によって封鎖され、およそ███人が曝された。

  • 長さ: 23分

  • タイトル: 道化はいつも黄色であったか? (5番) (Were Clowns Always Yellow? (Number 5))

  • ナレーター: ホルスターに入ったピストルとSSの制服を身に着けた中年男性。彼の顔は凝ったピエロのメイクで隠されている。

  • 特定された映像ソース: サウンド・オブ・ミュージック (1965)、愛の嵐(1974)、The Day the Clown Cried (1972)、悪魔の毒々サーファー (1987)、[編集済]、第二次世界大戦時の記録映像。

  • ナレーションの一部: 我々の生命がジョークとなる時、ユーモアは戦争犯罪となる。オチは常に死であり、「理解する」ことは重要な点を「理解している」という見せかけを捨て去ることである。お前を笑っている現実を笑え! [ナレーターはピストルを引き抜き、J████・L████の後頭部を打ち抜く]

  • 曝露による影響: SCP-1127-1の曝露の後、一般に対象はこれが今まで見てきた中で最もユーモラスなものであると考えることになる。以降、対象は滑稽さを目的とした、どんな普通のコミュニケーションに対しても嫌気と妨害を見せることになる。ほとんどのジョークは不快感を覚えるようで、コメディアンやコメディの映像は苦痛と嫌悪を引き起こすだろう。(一人のDクラスは曝露の後「空飛ぶモンティ・パイソン」のエピソードを見せるのに、物理的な拘束を必要とした)反対に、曝露以前に普通は苦痛を引き起こしたかもしれないコミュニケーション(検死解剖写真、戦争記録映像、公開自殺ビデオ)は面白おかしいものであるという素振りを見せることになる。

  • 結論: SCP-1127-1に曝された犠牲者は、Aクラス記憶処理を施した後一般社会に安全に復帰できると結論する。

  • 最初の出現: 20██年█月██日にSCP-1127-2のコピーが███████.comにアップロードされ、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)による注意で曝露が食い止められるまでに視聴回数████回を記録した。財団のエージェントはグアムのプロキシサーバーを経由したことまで突き止めた。調査は出所に到達するまで継続する。

  • 長さ: 37分

  • タイトル: 狂ってるってどこが?君が (0番) (Crazy Where? You Are (Number 0))

  • ナレーター: 青いドレスと黒いドミノマスクを身にまとった、おそらく12歳の女の子。小さなテディ・ベアを持っており、彼女は映画の間中小さなナイフでゆっくりとテディ・ベアを解体する。

  • 特定された映像ソース: 夢のチョコレート工場 (1971)、三ばか大将2の短編映画“They Stooge to Conga” (1943)、ジャンク 死と惨劇 (1978)、_ファンタスティック・プラネッ_ト (1973)、[編集済]、“Bugs Bunny Nips the Nips”(1944)とトムとジェリーの短編“夜中のつまみ食い” (1941)を含む、193█年から196█年までの様々なアニメ。

  • ナレーションの一部: [“Bugs Bunny Nips the Nips”の間中ずっと囁いて] … あなたは何を恐れているの … 暴力 … 暴力があなたの答え … それとも質問 … あなたの恐れているものが質問 … あなたは答えをもう知ってる … 苦痛は痛くない。

  • 曝露による影響: 曝露の後、一般に対象はSCP-1127-2に対して強い感情的反応を全く表さなくなるだろう。対象はまた、曝露以前に持っていた人々や活動、物事への関心や感情的つながりも喪失する。対象は危険で敵対的な環境に対してもまた無関心な反応を返し、彼ら個人の安全への差し迫った脅威も無視するだろう。対象はまた感情移入についても著しい減退を示し、"好奇心"から他者を痛めつけ傷つけるかもしれない。

  • 結論: SCP-1127-2に曝された犠牲者は、他者へ向ける姿勢の危険性のために一般社会に復帰する事は危険である。

  • 最初の出現: 20██年█月██日から20██年█月██日の間、ミシガン州███████沖の違法なUHF送信機から、およそ72時間の間SCP-1127-3が繰り返し放送された。財団の関与は放送の停止の後に行われた。██人の人々が影響を受けたことが判明した。SCP-1127-3のコピーはまだ回収されていない。

  • 長さ: 30分(概算)

  • タイトル: 全てが?昨日と共に来た (X番) (All? Comes With Yesterday (Number X))

  • ナレーター: エリザベス朝の夜会服を着ている30代半ばの女性。ネズミの顔をかたどったメタリックな金色のマスクを付けている。横から見た時、マスクは彼女の顔の側面に直接縫い付けられているようにみえる。若干の出血が見える。

  • 特定された映像ソース: ロボコップ (1987)、イレイザーヘッド (1977)、十戒 (1956)、ナチュラル・ボーン・キラーズ (1994)、ゾンビ (1978)、地獄の黙示録 (1979)。

  • ナレーションの一部: [単調。単語間に静寂が3秒]欲望。熱望。要望。共謀。受領。逃亡。死亡。読経。燃料。虚妄。虚妄。虚妄。虚妄。["虚妄"が数分間続行]

  • 曝露による影響: 曝露の後、対象は科学技術によってつくられた人工物に対して強い不快感を表す。彼らは機械化された、加工された、または大規模に製造されたいかなる物体も嫌う。一般に"技術的である"と思われている物だけでなく、環境への人間の干渉の結果生まれたもの、それも衣服や最も単純な道具の使用の結果生まれたものまで、どんなものでもそのほとんどが当てはまる。この影響はおまけに抽象概念にまで及ぶ。特に貨幣や、動産や、政治団体の概念が顕著だ。

  • 結論: SCP-1127-3に曝された犠牲者の危険性は少ないが、現代社会に復帰する事は不可能である。Aクラス記憶処理を施した後、解放された個人は誰でも施設管理下の環境に置かれなければならないか、[編集済]と同化して暮らせるように[編集済]に移転されなければならない。

  • 最初の出現: 20██年█月██日から20██年█月██日の間、カナダの███████にある████ █████アダルト書店に仕入れられたDVDに"特典映像"としてSCP-1127-4のコピーが██本挿入された。██本のコピーが販売され、全て回収された。██人がSCP-1127-4の完全な影響を受けた。

  • 長さ: 42分

  • タイトル: どうしてあなたは泣いているの? (-1番) (Why Are You Crying? (Number -1))

  • ナレーター: 上半身裸で黒い革のパンツと顔を覆う革のマスクを身に着けた20代前半の男性。映画が進むと、蚯蚓腫れと痣が目に見える要因なしにナレーターの胴体に浮かび上がってくる。

  • 特定された映像ソース: クレマスター3 (2002)、犬の██████ (1971)、ア・ダーティ・シェイム (2004)、ロリータ (1962)、ロッキー・ホラー・ショー (1975)、ソドムの市 (1975)、[編集済]、"█ █████ █ ███"を含むインターネット上で利用できる様々なビデオ。

  • ナレーションの一部: …お前は目を閉じてママに泣きついてママに泣きついてそれからママに泣きつきたいのかいむかついてアレを出してしごきたくなるような嫌なことは何もかもママにぶちまけたいのかいその時も生暖かいクソのシミがお前のむき出しの肌をつたってママはそこにキスして何もかもよくしてくれるだってママはお前が欲しいものお前がずっと欲しかったものを知っている頼む度胸さえあればママはそれを本気で与えてくれるだってママはお前を愛しているし愛はセックスの綴り間違いでしかないんだから…

  • 曝露による影響: 曝露の後、対象は以前に持っていたであろう性的刺激にはもはや満足できなくなる。彼らが曝露以前に性的で刺激的と思えていたものは何でも、良く見積もっても無関心なものになり、時折反感の元にすらなる。その代り、対象は彼らが性的かつ/または刺激的と見なす題材と/または行動を新しく、そして見たところにランダムに獲得する。全ての対象は妄想やポルノグラフィーを用いて刺激を受ける能力を喪失し、興奮状態になるために新たに獲得された執着物に積極的に関わっていくことになる。新たな性的興奮は比較的穏やかである(サドマゾ、食糞、身体欠損嗜好、部分性愛、浣腸プレイ、不潔嗜好、窃視癖、露出癖)か、潜在的に有害か犯罪的である(窒息プレイ、動物虐待)か、実際に危険で対象や他者を傷つける要因となりうる(強姦癖、ペドフィリア、屍姦、身体切断嗜好、丸のみプレイ)かのどれかとなるだろう。

  • 結論: SCP-1127-4の犠牲者の性質は彼らが後天的に獲得した性倒錯の評価に依存する。性的嗜好をどういう形ででも得ようとする彼らの願望にそった行動を彼らはとる必要があるため、同意を得ないパートナー(または法的に合意できないパートナー)を必要とする性倒錯、加えて/あるいは、対象と/またはパートナーが実際に永久に身体に傷を負うか死ぬ危険性がある性倒錯を表明した対象は誰であっても、解放されることは適当ではないと考えられる。


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