Information
Name: 水族館
Author: gnmaee(NoTranslator)
Rating: 13/13
Created at: Sat Dec 19 2015
アイテム番号: SCP-1329
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル
サイト97の周辺警備区域は武装警備員と暗視防犯カメラで監視します。その他の警備は必要ありません。サイト97の敷地内またはSCP-1329内におけるすべてのSCP-1329-1の活動は、実験手順を除いて妨害することを禁じられています。SCP-1329-1との対話は文書1329-COで概説される手順に従います。
SCP-1329の内部を観察する研究者は、危険な現象が生じた場合武装した護衛を伴います。
説明
SCP-1329はサイト97に分類されたロシアの[編集済]付近に存在する廃水族館です。物質またはフロア構造における異常は2階よりも上の階では見られません。3階分の地下フロアはその面積、構造、レイアウトが他のフロアと比較して大きく異なります。建物は激しく破損した状態ですが、略奪の痕跡はほぼ見られません。電気系統の配線を修復する作業が進行中です。
SCP-1329-1はSCP-1329の内部と周囲へ定期的に出現する人間集団の総体的呼称です。主にアジア系、白人系、中東系の人種で構成されています。年齢は平均して25-50才で、若年では5才まで、老年では70才までの人物が観察されました。SCP-1329-1は英語、ロシア語、標準中国語、アラビア語、複数のテュルク諸語の借用語からなるピジン言語1を話します。また日焼けや栄養失調の徴候、そして水銀中毒に似た症状、特に落屑(深刻な皮膚の脱落)や衝動的な痒み、神経損傷などが見られます。各個体は多くが繰り返し補修や修繕をした衣服を着用し、それらは大抵薄緑色のつなぎまたは手術着から作られるか、あるいはその一部を利用しています。アーマーベストは珍しいですが共通する服装です。ある1体の実例は大気圧潜水服を着用しているのが観察されました。SCP-1329-1が持つ物品の内容は、銃、即席の槍または銛、コンパスと地図作成装備、数本のロープ、潤滑油の缶、蒸留水で満たされたプラスチックの水差し、魚の備蓄、クジラの脂肪、藻類の培養物、そして魚の骨や保存した皮といった小物などでした。
SCP-1329-1は観察者の存在に気が付くとそれに応じた行動を取ります。しかし、SCP-1329-1が自身のいる場所の性質や、観察者の正体を完全に理解している様子は見られません。しばしば彼らは実在しない人々、場所、出来事に関して言及します。各個体は出現を繰り返すたびに観察者や外部の出来事に気付かない状態へ戻り、物理的接触がなされるまで気付くことはありません。外部と接触したことを記憶している様子はなく、対象の出現イベントに逆らうように説得することはできません。
SCP-1329-1の個体の発現は、観察者の視界に入っている部屋またはエリアの出入り口で発生します。発現は観察者の視界を離れるまで続き、通常10秒から1時間まで存在します。収容下において監視中にある時、ビデオ記録はSCP-1329-1が部屋へ入ってから正確に23分10秒経過後に3秒間の停電を経験し、対象はこの間に消失します。発現する間、SCP-1329-1は歩き回り、1体以上が存在するならば互いに会話し、周囲と交流します。
2012/██/██現在、358人のSCP-1329-1の個体がカタログに記載されました。
SCP-1329内の現象は安定型、規則型、不規則型の3つのカテゴリーに分類されます。安定型の現象は常に存在しており、規則型の現象は正確な間隔で繰り返し出現するか、または特定のイベントの後出現します。そして不規則型の現象は不規則な間隔で繰り返し出現するか、または一度限り出現します。大多数のSCP-1329-1の発現は不規則型の現象です。
SCP-1329内部で見られる安定型の現象は以下を含みます。
SCP-1329内部で見られる規則型の現象は以下を含みます。
SCP-1329内部で見られる不規則型の現象は以下を含みます。
補遺-01
2011/██/██ ― SCP-1329-1の1体がSCP-1329からおよそ████km離れたドイツの[編集済]の繁華街に出現しました。この個体は歩行者を銛で脅したとして地方自治体により逮捕されました。財団エージェントが個体を確保する前に発現は終了しました。
補遺-02
以下はSCP-1329内部で回収された文書のうちの1つの翻訳です。
水が尽きようとしている。Zhi Junは3日前にリーチフィールド2へ水を見つけるため勇敢に旅立ち、今も戻らない。道に迷ったのではないかと心配している。Sastelkovは彼ならきっとポンプを修理できると信じているし、それまで我々がここに留まっていられると考えている。私も彼がポンプを修理してくれることを望んではいるが、この場所は好ましくない。呪われた海だ。Sastelkovはナンセンスだと言う。しかし我々はここに到着してから10人の仲間を失っている。うち4人はトラッシュファーマー3だ。Sastelkovはコストに見合うだけの価値があると、彼の探し求めるものがここのどこかにあると主張している。
これについて明日彼と話そうと思う。