Information
Name: ヘルプライン
Author: Raihachi
Rating: 2/4
Created at: Thu Apr 16 2020
アイテム番号: SCP-1752
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル
SCP-1752-1は現在、イギリス・マンチェスターの████████ホテルのプレファンクションルームにあるマイクとスピーカーが設置された防音キャビネットに収容されており、当該キャビネットはサイト381として指定されています。SCP-1752-1はデルタイベント時を除いて移動しない状態を維持するため、現在の収容試行はこれらのイベントを防ぐことに重点を置いています。サイト381には、SCP-1752-1の活動を監視および不正アクセスを防止するため、最低4名のエージェントを配属させてください。これらのエージェントには17世紀のイングランドで実践されていた伝統医学の基礎訓練を受講させ(詳細については、文書1752-トレーニングを参照)、イブン・スィーナーの_医学典範_、ジョン・ジェラードの_本草書または植物の話_、およびハインリヒ・クラーマーの_魔女に与える鉄槌_の複写をプロトコル1752-オラクルで使用するために提供してください。
SCP-1752-1はキャビネットに設置されたマイクを介して、活性化イベントを継続的に監視してください。活性化に際して、可能であればSCP-1752-3実体の身元を判別する必要があります。すでに実体が把握されており目録化されている場合、対応するエージェント側でそれ以上の対話は不要ですが、実体の行動を監視していかなる異常活動であってもプロジェクト監督官に報告してください。SCP-1752-3実体が未知のものであると思われる場合、その身元を特定するよう努め、可能であれば目録化して数値的なサブ指定を割り当ててください。すべての新たなSCP-1752-3実体は週次報告書でプロジェクト監督官に報告してください。実体がSCP-1752-3-Primeであると識別された場合、デルタイベントを防止するために、プロトコル1752-オラクルを直ちに実施しなければなりません。デルタイベントが発生した場合、エージェントは直ちにプロジェクト監督官に連絡してSCP-1752-1を再収容するためにプロトコル1752-コベナントを実施してください。
SCP-1752-3の行動に関する記録は、SCP-1752-2の性質および現在の位置を判定し、将来の収容を目的とした継続的な分析の対象となっています。
新人職員によるSCP-1752の研究用プロトコル1752-オラクルおよびプロトコル1752-コベナントの詳細は文書1752-プロトコルに記載されています。
説明
SCP-1752-1は定期的(およそ1~5時間ごと)に音声が発現する空間上のの静止点です。これらの発現は発生源において非異常手段によって発生した音声と同一であるため、近くに立っている人であれば誰でも聴取することが可能であり、いかなる種類のオーディオ機器であっても検出可能です。SCP-1752-1によって生成された音声を聴取した人物は、それらの音声は完全に明瞭で理解可能であり、最もなじみのある言語や方言で話されていると供述します。これらの表明の声質は同一人物が繰り返し聴取した際も一貫しています。説明内容は聴取者によって異なりますが、一般的には明らかに男性でも女性でもなく、特に際立った特徴を持たないと供述します。
SCP-1752-2はオブジェクトの集合体、オブジェクト自体、あるいはある人間がSCP-1752-1を通して音声を伝達することを可能にするオブジェクトに関連する行為に付与された暫定的な呼称です。収容を目的とし、その性質と位置を判定するための試行が進行中です。
SCP-1752-3はSCP-1752-1を通して発話を行う実体の総称です。現在、明確に特定された14のSCP-1752-3実体と、いずれのSCP-1752-3実体とも明確には一致していない追加で記録済の████の発現があります。実体はすべて同一の発声を行うので、識別は行動パターンを認識することによってのみ実現できます。これらの実体との対話は、SCP-1752-1の近くに音声を伝達することによって可能となります。自然に生成された音声(人間の発話など)およびスピーカーを通して再生された音声の両方で効力があることが立証されています。
特筆すべきSCP-1752-3の実体には以下のものがあります。
注:この時点以前、SCP-1752-1は完全に不動の存在であると判断されており、ランカシャー州、██████に当該地点を包囲する形でサイトが建設されていました。収容プロトコルにはすべての声明を記録することが含まれていましたが、いかなる応答も禁止されていました。
SCP-1752-3-Prime: 闇と深淵の悪魔よ、魔王の僕よ、私だ、デムダイクだ!
<約10秒ほど休止する。>
SCP-1752-3-Prime: また臍を曲げているのか?あんたにサプライズだ!この前ディア氏に会ってきたんだ、私に売ったものに文句を言いにね。
<さらに10秒ほど休止する。>
SCP-1752-3-Prime: 彼は私にお前の名前を出せと言ってきたんだ。君なら彼のことを知っているだろうと。それだけでは反応しないようだから、私は彼が教えてくれた通りにこれを調整して他の人と話せるようにするつもりだ。君が私の求める答えを与えてくれないのなら他の人が与えてくれるだろうね。
<SCP-1752-3-Primeは発話を中断し、周囲でアイテムが移動しているような静かな音声が聞こえる。SCP-1752-3-Primeは不明瞭の発声を行っているようであるが、詳細な言葉は聞こえない。この状態が約1分20秒間継続する。>
SCP-1752-3-Prime: これが最後のチャンスだ。今日必要な薬を教えてくれないか?
<6秒間の休止。>
SCP-1752-3-Prime: いいだろう。もう二度と私から連絡しないぞ。私はより多くの知識がある場所を探し求めるからな。
この声明の直後、最初に記録されたデルタイベントが発生し、SCP-1752-1はあらゆる声明の発生を停止しました。16日後に近隣の都市█████████にある[編集済]ミーティングハウスで、████ ██████ホメオパシー協会の月例会議中に類似の現象が自然発生したという報告が財団に届くまで、このイベントは無力化されたと見なされていました。収容はこの場所に移され従来通り進行しましたが、201█/██/██に第二デルタイベントが発生し、SCP-1752-1はより大規模な都市███████に移動し、全国植物学者大会の会議を中断させました。
この時点でO5-█から財団ポリシー713(Anomalousオブジェクト鎮静策)の例外であると承認され、プロトコル1752-オラクルが策定されました。不測の事態に備え、SCP-1752が再び収容違反した場合に再収容するためのプロトコル、コードネーム1752-コベナントが策定されました。この時点から、1752-コベナントを実施する必要があったのは、地元の中国伝統医学専門家の年次会議が開催された一度のみで、この際に想定通りに現在の収容位置への移動が発生しました。