Information

SCP-176
Name: 観測可能なタイムループ
Author: m0ch12uk1
Rating: 47/51
Created at: Sat Nov 30 2013
アイテム番号: SCP-176
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル
SCP-176は化学物質による汚染を装って現地で封じ込められています。SCP-176に立ち入ろうとするすべての市民はその場で拘留されなければなりません。
複数のハイスピードカメラを監視室に設置し、常時稼働中の分析コンピューターと接続します。一連の録画で変化が確認されたならば、記録データはすぐさまバックアップされ上位の職員に連絡されなければなりません。
説明
SCP-176は[データ削除済]近くに位置する廃化学工場です。建物は設備フロアと、メインルームからはマジックミラーで区切られている2階の監視室からなります。建物への入り口は3つあります:
搬入口や従業員入口から本館に入った時は何の異常も見られず、工場設備を撤去した痕跡と矛盾しない少量の金属片がいくつかあるだけの、荒れ果てて廃墟となった空間にすぎません。監視室につながる内部階段は失われていて到達することができず、点検口や窓を経由して工場内部から監視室に入る試みはこれまでのところ失敗しています。
2階のドアから監視室に入った時、建物の他の部分と同程度に荒れ果てて廃墟となった工場監視室が見つかります。しかし、設備フロアを監視室の窓を通じてみる時、SCP-176の異常な特性が現れます。
監視室の窓を通して見える光景は、繰り返し時間が約11.3秒の不変な場面の反復です。窓越しに見えるのは白い無菌室ですが、設備フロアと寸法や見取りは一致しています。部屋の中央に設置されているのは、面積が少なくとも50m2に及び、高さは一番高い所でおよそ2mある、不明な機能を持つ巨大な電子機器です。白い清潔なスーツを着た5人が装置で作業しています。
およそ5.9秒経った場面で従業員入口のドアが勢い良く開き、エンブレムも識別マークもない黒いタクティカルアーマーを着た4人が入ってきて、研究員に向けて発砲します。11.3秒経つと、部屋の中央の装置が激しい熱線と閃光を放射して場面は終わります。膨大な実例の分析は、一連の出来事に変化がないことを示しています。
現在のところ、場面に干渉する試みは全て失敗しました。監視室の内部から窓やドアを破ろうとする試みは、そのフレームを構成する材料の強度から考えられないほどの抵抗にあいました。現在まで、窓やドアへの侵入に成功した試みも、一連の出来事が閃光の段階になると全ての損害がただちに復元する結果に終わりました。監視室の外に伸びたいかなる道具や四肢もきれいに切断され、二度と見つかりませんでした。
内部の人物の身元特定と並んで、SCP-176の中央の装置の性質について研究が進行中です。
補遺 176-1
SCP-176内の人物についての更なる分析
映像の中に見える人物に関して、以下の情報が分析されました: