SCP-1924 : バグり男

Information

Name: バグり男
Author: C-Dives
Rating: 8/8
Created at: Sat Mar 04 2017
アイテム番号: SCP-1924
オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル

SCP-1924は、アリゾナ州のサイト-██にある10×10×4mの特殊ヒト型生物収容房に収容されます。この房は50×50×50mの囲われた空間の中央に吊り下げられます。SCP-1924は食事、水、栄養、休息を必要としていません。収容房には典型的な企業オフィスに似せた家具を設置します。メンテナンス担当職員はロッキード・マーティン社の管理職スタッフと同じ衣服やバッジを着用しなければいけません。少なくとも1名の職員が常に近場に控え、SCP-1924が属する企業の経営者を演じなければいけません。SCP-1924には標準的なコンピュータ・ワークステーションと、偽の事務業務に関する事前に書かれた予定表が課されます。SCP-1924による業務は2時間ごとに回収し、新たなタスクを割り当てます。一度割り当てたタスクは48時間後には再利用可能になります。

説明

SCP-1924は、37歳の白人男性の姿をしたヒト型実体であり、かつてロッキード・マーティン社の█████ ████研究施設に勤務していた理論物理学者のG█████ F██████博士です。SCP-1924は不定期に、胴体または四肢の短距離テレポーテーション、解剖学構造の再構築、身体の一部の完全な非実体化などの小規模空間歪曲事象の影響を受けます。SCP-1924は極度の認知機能障害を示しています ― 対象は自身が収容されていることを理解している様子が無く、空間歪曲中に発生している奇妙な出来事にも気付いていません。加えて、著しい前向性健忘症を患っており、2時間の時間枠を越えた物事の大部分は思い出すことが不可能です。多数の収容違反を起こしているにも拘らず、SCP-1924は封じ込めを23分以上連続して破ったことは一度も無く、各収容違反後には自発的に収容房に帰還しています。

文書1924-5

部分的な事案ログ

文書1924-7

個人的メモ

文書1924-7は、G█████ F██████博士の私的なEメールから回収されたものです。

J█████へ、

すぐに返事を返せなくてごめん、けれども改めて、おめでとう! 例の超音波画像、愛らしかったよ… カーボナイト凍結されたハン・ソロのミニサイズ版って感じだ!

私の方は、うん、大丈夫。今回のプロジェクトはこれまでのどの仕事より魅力的だよ。いつもこの仕事を楽しんでるけれど、前は研究室に行くのを“天職”とかそういう特別なものとしてよりもむしろ、9時から5時までの仕事でお給料をもらうことに関心を持って見ていたもんだ… でも、今回は本当に素晴らしくて、私はもう浸りきりだ、この仕事を愛してる。ここ長い間で初めて興奮している! どうやら私たちはとうとう、二次元空間の情報密度の重要な値を掴んだらしい… そして、うん、これが君にとっては何の意味も持たないことは分かってる、でももしこれが全部上手くいけば… 本やコンピュータプログラムのコードのように、現実世界の構成要素を読むことができるようになるかもしれない。うん。失礼、こんな事を言ってもやっぱり君にはよく分からないかもしれないね。重要なのは、もしかしたら物理学は間もなく大きな飛躍点を迎えるかもしれなくて、そこには私の名前が大きく出るかもしれないんだ。それこそ、もし私たちが正しければ… そう… 最高だ… 息子の名付け親をスティーブン・ホーキング博士に頼めるかもしれない!

とにかく、全てにおめでとうをもう一度。クリスマスに新居を見るのが待ちきれないよ。

G█████


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