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画像31: AI-2471GH2の外装の一部。
Name: モロク
Author: C-Dives
Rating: 34/38
Created at: Wed Oct 06 2021
注意: 現在閲覧しているのはSCP-5742の旧版の記録です。これらの文書はアーカイブ及び参照目的でのみ保管されています。閲覧を続行しますか?
AI-2471GH2に関する資料集
Anomalousアイテム: 2471GH2
アイテムの説明: 産業廃棄物を小さなキューブ状に圧縮する目的で設計されたと思しき巨大な機械。しかしながら、投入シャフトに入れられた物体は圧縮される代わりに、完全かつ不可逆的に破壊される。この機械は外部動力源を必要としないようである。投入シャフトの近くには“MOLOCH”と刻印された大きな銘板が貼り付けられている。
回収日: 1970/07/24
回収場所: イギリスのウェストビュー工業団地にある、使用されなくなった広大な産業廃棄物処理センター。AI-2471GH2の起源の調査で、これまでのところ成果は上がっていない。
現状: 試験中
AI-2471GH2 ファイル更新 1970/8/18
AI-2471GH2の活性部品はサイト-109に移送され、現在はAnomalousアイテム保管庫に収容されています。正式なSCPオブジェクトへの再分類は保留されています。
特別収容プロトコル
SCP-5742はサイト-109の廃棄物処理センター内部にある、施錠された収容ユニットに保管されています。SCP-5742は他の手段で効率的に処分できない危険、破壊的、または収容困難な廃棄物を消滅させる目的でのみ使用されます。SCP-6112、SCP-19854、AI-9214JC4、及びSCP-7072から生じる通常の廃棄物以外の材質を処分するためにSCP-5742を使用する場合、サイト管理官の直接承認が必要です。
SCP-5742は、この文書で説明されていない異常活動の兆候が見られないかを6週間ごとに検査されます。最終検査日時: 2031/12/04
説明
SCP-5742は巨大な鋼鉄製のコンテナであり、投入ハッチが付いた長さ3.2mの鋼鉄製シャフトが接続されています。このハッチを介してSCP-5742に投入されたあらゆる物質は、未知の手段で完全かつ不可逆的に消滅します。SCP-5742は若干錆びた外見で、時折少量の煙、油、その他の物質3を放出しますが、自らの機能を阻害するような損傷を自己修復する機能を有しています。
SCP-5742事案報告書ログ4
収容スペシャリスト バージェス
煙と体液の排出量が基準値を大きく上回っており、傾向から見て、現在の作業負荷が維持されれば排出量も増大するでしょう。この報告書を以て、SCP-5742の長期的な機能状態を確保するため、排出量が基準値に戻るまでは稼働率75%で運用することを勧告します。
対応
SCP-6112から生じる神格化廃棄物は、サイト-109Dの長期保管庫と分解施設に移送されることになった。これにより、SCP-5742の稼働率を85%まで削減できると見込まれている。
収容スペシャリスト バージェス
SCP-6112廃棄物の削減は、SCP-5742の機能を向上させるのに十分ではありません。しかも新しいスケジュールを確認したところ、今後はSCP-7072由来の廃棄物の処理までも期待されているようです。
率直に言って、容認できません。SCP-5742を軽く目視しただけでも、各種の体液が絶え間なく流れ出しているのが見て取れます — 測定した結果、流出量は1時間当たり平均30mlでした。これはSCP文書に記載されている“少量”を遥かに超過しており、私としては、SCP-5742の活動が基準値に戻るまで完全に運用を停止するよう、強く勧告せざるを得ません。
対応
サイト管理官グラントはこの勧告を却下し、SCP-5742を稼働率85%で運用し続けるように指示した。
プルマン用務監督
5742はボロボロだ。ありとあらゆる種類のクソが漏れ出しているし、換気システムが煙を取り除くよりも、機械が煙を吐き出す方が速い。こんな環境で俺たちは働けない。
何より最低なのは防護服だ。汚染物質が防げたって悪臭はどうにもならないし、個人的な経験から言わせてもらうが、防護服の中で吐き気を催したらどれだけ辛い目に遭うかは読んでお察しの通りだ。こんなに酷い状況で、しかも週を追うごとに悪化しているのに、部下を毎日派遣するなんて良心の呵責に耐えられない。
対応
サイト管理官グラントは回答として個人的なメッセージを送付した。
私もあなた方が置かれた状況の難しさや、未知のアノマリーの運用に付きまとう危険性を理解しています。しかし、SCP-5742は40年以上運用され続けていますし、現在の活動は確かに普通とは言えませんが、本質としては発見当時記録されたものと同じ特性が激しくなっただけに過ぎません。代替案として新たな廃棄物処理方法を考案しなければならないという深刻な課題に比べれば、SCP-5742の故障が及ぼし得る危険は大したものではありません。
SCP-5742が現在破壊している量の廃棄物を通常の手段で処分しようとすれば、数百平方キロメートルに及ぶ土地が、何世紀も人間の居住に適さなくなるほどに汚染されるでしょう。代替手段による処分には、財団の豊富な財源さえも圧迫する法外な費用が伴います。
SCP-5742の負担を軽減するため、廃棄物処理の代替手段を探す努力をしていることを保証します。しかし、解決策が見つかるまでは、最低でも稼働率50%でSCP-5742を運用し続けるのがどうしても不可欠なのです。不快臭をフィルターで除去し、あなた方が必要不可欠な職務を可能な限り快適に実行できるように、グレードVのPPE防護服の要望書を提出しました。サイト-109の用務員の皆さんの努力が見過ごされることは決してありません、ご安心ください。
確保。収容。保護。
サイト管理官 デリア・グラント
特別収容プロトコル
SCP-5742は収容違反し、現在はサイト-109の地下1階の何処かで活動しています。全ての職員は、可能であれば、非常口または安全な掩蔽壕に避難すべきです。状況は現在進行中であり、更なる情報が得られ次第、本文書はAICによってリアルタイムで更新されます。
説明
SCP-5742は強毒性及び/または危険な複数種類の異常廃棄物の処分に利用されていた未知の実体です。SCP-5742の異常性の全容は不明ですが、移動能力があり、近傍にいるあらゆる人間の生命に脅威を及ぼします。SCP-5742は依然として、接触した任意の物質を完全に消去する能力を保持していると思われます。また、クラスIVの生物災害防護服を30秒以内に分解できる強酸性の有毒ガスを放出させる能力を発達させているようです。このガスは有毒であるため、吸引してはいけません。
収容違反の時系列 - 2031/12/26
[08:37] SCP-19854からの流出物5350kgがSCP-5742のハッチに投入される。
[08:41] SCP-5742から放出される煙の量が著しく増加し、プルマン用務監督が非常警報を作動させてSCP-5742収容ユニットからの非難を促す。用務員たちが着用しているグレードIIIのPPE防護服に、煙による深刻な損傷が及んでいるのが分かる。
[08:44] サイト管理官グラントと上級職員の大半が安全掩蔽壕-01に到着し、無事に内部に退避する。
[08:45] “Melek un dar est. Melek est arat mar fure!”6という叫び声がSCP-5742から発せられる。
[08:46] 大きな亀裂音が聞こえ、赤外線カメラによってSCP-5742が崩壊し始めたことが示される。
[08:47] 動物的な唸り声がSCP-5742から発せられた後、廃棄物処理センターの全てのカメラが信号送信を停止する。
[08:48] サイト-109保安部隊が出動し、地下1階の出口の封鎖と避難支援を開始する。
[09:04] SCP-5742が放出する煙と有毒ガスは、廃棄物処理センターの外部へと拡散し始める。ガスが酸性であったため、保安対策を無効化したものと推定される。
[09:07] 複数の生存者による報告で、雄牛の頭部を有する巨大な実体が煙の中を動いていたという目撃証言が得られる。
[09:12] サイト-109保安部隊がSCP-5742と交戦し、再収容を試みている。
状況は現在も進行中です。新たな情報が得られ次第、本文書は更新されます。
ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ: 英国支部
生き物プロフィール: モロク!
概要!
名前
モロク
種族
Bos taurus taurus (ウシ、サウスデボン種)
主要世話役
湖水地方チーム
食事
特別な取り決めの一環として、土曜日はサイト-109の職員さんたちがモロクの餌やりを担当する。それ以外の日は、モロクが健康で幸せに過ごせるように、野菜をたっぷり使ったバランスの良い食事を与えるようにしているよ。
居住区
5号牧草地
生物の特徴!
そこの君、モロクはごく当たり前の牛じゃあないぞ。彼は正真正銘、何千年も昔から生きているサイコスピリチュアルな存在だ! でも、だからといって怖がらないでほしい。この大物くんは見知らぬ人にはちょっぴり気難しい態度を取ることもあるけど、知り合いになればとってもフレンドリーだし、美味しいおやつをくれる人には尚更だ。一旦モロクと仲良くなったらその友情は一生もの、あっという間に駆け寄って来て君の手をペロペロ舐めてくれる!
ただし、もし君がモロクのお友達になりたいなら、幾つかちょっとした注意事項があるのを念頭に置かないといけない。まず第一に、モロクは昔、閉じ込められて嫌な目に遭わされたことがあるので、窮屈な思いをするのが好きじゃない。だからこそ、モロクがいつでも幸せで自由な気分でいられるように、5号牧草地を丸ごと彼の遊び場に割り当てているんだ。第二に、彼はとても新陳代謝が活発で、お腹に入ったものは何であろうとあっという間に消えてしまう! 失くしちゃいけない物をかじられたりしないように気を付けてくれ。
最後に、サイト-109の人たちが餌やりに来た後は特にそうだが、可哀想なモロクは少しガス漏れの問題を抱えている。だから、鼻が敏感な人は近付かない方がいいかもしれない。モロクが5号牧草地の美しい屋外環境で暮らしているもう1つの立派な理由だ! でも餌をあげ過ぎない限り、モロクは優しい心根の持ち主で、一緒に過ごすと本当に和むんだよ。
経歴!
モロクにはとっても長くてエキサイティングな物語があるに違いないんだが、そのほとんどは忘れられてしまったか、機密性が高すぎて知ることができない。確かに分かっているのは、私たちが面倒を見るようになる前、サイト-109に務める友人たちが数年間モロクの世話をしていたということだ。
でも正直な話、私たちにモロクを預ける前の彼らはいったい何を食べさせていたのだろう。3月に到着したばかりの時、モロクはとても幸せなお友達とは言えなかった! 私はあの時、大昔の人々が彼を悪魔だと思ったのも無理は無いね、なんてジョークを飛ばしたよ。トラックを運転していたグラントさんという女の人は、あまり面白いと思わなかったようだけれどね。