SCP-6579 : 探偵殺し

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Name: 探偵殺し
Author: walksoldi
Rating: 23/35
Created at: Tue Feb 22 2022

The Detective Killer / 探偵殺し



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SCP-6579-D — The Detective Killer / 探偵殺し

Caliboldの超絶クールな著者ページ

特別収容プロトコル

ケンブリッジ博士のオフィス (没前に撮影された写真)。

SCP-6579に殺害された財団職員は例外なく、ShyGuy.aicの操作する武装ドローン機によって解体されます。

収容プロトコル追記: ケンブリッジ博士のオフィスへの立ち入りは完全に規制されます。SCP-6579の調査はShyGuy.aicが全面的に実施します。SCP-6579に関連する全情報の受け取りが完了次第、SCP-6579は完全に解体されます。

説明

SCP-6579はサイト-41の故ケンブリッジ博士 (反ミーム専門の財団研究員) のオフィスを占有していると思われる実体もしくは物体です。SCP-6579は何らかの形態を取った敵対性情報災害である可能性が最も高いと考えられており、既に影響を受けた人物を介して異常性を拡散できます。

SCP-6579はケンブリッジ博士が死亡した要因として最も有力視されています。ケンブリッジ博士を目撃した、もしくはそのオフィスを観測して長時間過ごした人物は、SCP-6579に終了されます。加えて、SCP-6579に殺害された人物を目撃した他者もまた、同様に終了されます。このように、SCP-6579の効果を観測しようとすれば活性化を招くため、SCP-6579の性質に関する調査から決定的な結果を得ることはほぼ不可能です。SCP-6579について判明しているのは、ShyGuy.aicの判別から得られた、どの財団職員がSCP-6579に殺害されたかという情報のみです。犠牲者のSCP-6579との関連性ならびに死因は不明です。

インシデントログ

以下はSCP-6579に関連する全インシデントのログであり、ログを閲覧しても死亡する可能性が低くなるように伝達されています。

インシデント6579.1-1: ケンブリッジと親しい間柄であるガーナー博士が、ケンブリッジ博士のオフィスに続く廊下に進入する。ガーナー博士はドアを開けてオフィスに入った直後、SCP-6579によって即座に殺害される。

インシデント6579.1-2: シモンズ博士とフィッツジェラルド博士が廊下に進入する。2人はドアが開いたままになっていることに気付き、そこまで歩いた後、入室した途端にSCP-6579によって即座に終了される。

インシデント6579.1-3: ルロワ博士が廊下に進入し、フィッツジェラルド博士の両脚がケンブリッジのオフィスから出ていることに気付く。ルロワ博士は直ちに壁のレバーを引いて警報を作動させ、サイトの封鎖と、ShyGuy.aicの適応収容アルゴリズムの起動を実行する。その後、オフィスまでゆっくりと歩き、フィッツジェラルド博士の頭部が見えるようになった途端にSCP-6579に終了される。

インシデント6579.1-4: 機動部隊ミュー-15 ("9月") の第2部隊が廊下に進入する。部隊を率いていたエージェント・ウォードが、ルロワ博士に接近したところでSCP-6579に終了される。他の全隊員も次々とSCP-6579に殺害される。

インシデント6579.1-4の後、ShyGuy.aicが自動脅威監査と緊急収容対応を完了させ、ケンブリッジ博士のオフィスに続く廊下への立ち入りを規制しました。ほどなくして、ShyGuy.aicが収容プロトコル生成アルゴリズムを完了させ、SCP-6579の文書を作成しました。

SCP-6579に終了された職員は全て武装ドローンが焼却し、ケンブリッジ博士のオフィスへの立ち入りがエージェントに許可されました。

インシデント6579.2-1: 機動部隊ミュー-15の第3部隊がケンブリッジのオフィスに入室する。調査開始から数分後、全隊員がSCP-6579に終了される。

このインシデントの後、ケンブリッジ博士のオフィスへの立ち入りは再び規制され、ShyGuy.aicが既存のSCP-6579収容プロトコルを再検討し、改訂しました。

補遺6579.1

ケンブリッジ博士のオフィスの調査は、ShyGuy.aicの操作するドローンが実施しました。調査開始から数分後、ケンブリッジのコンピュータには、当人が死亡する直前から音声が記録されていると判明しました。記録にはSCP-6579を活性化させうる情報が含まれていると確認されています。今後の分析のため、ShyGuy.aicが書き起こしを引き受けました。

私は反ミームを研究してきたこの数年間で、この部門の多くの新入メンバーに、反ミームについて教えてきました。一般に ”反ミーム” とは、自身が共有されたり、記憶されたりするのを妨げる情報を指します。すなわち、情報の標準単位である ”ミーム” の逆、自ずと拡散するものとは対極に当たる存在です。当然ながら、我々の扱う反ミームは本質からして異常です。記憶も伝達も全くできません。しかしながら、異常でない反ミームも存在します。例えば秘密、それも内容が内容であるだけに、それを知っている人物が共有できない秘密であるなど。

つまるところ、我々には異常である反ミームと、異常でない反ミームがあります。しかしどちらにも共通しているのは、自身がもたらす情報に基づいて機能するというところです。反ミームのごく基本的な定義を考慮すると、反ミームの作用する方法が他にもあるという解釈もできるでしょうか? 例えば、情報の記憶や共有を物理的に妨げるなどは? これは従来の反ミームの定義に含まれるわけではありません。なぜなら、情報そのものが実際に情報の共有を妨げてはいないからです。

異常性のないこのタイプの反ミームが存在するとして、それがどういうものなのかは、私にもよく分かりません。しかし、異常な形式であれば間違いなく存在すると思います。例えば、SCP-096の顔は反ミームです。もしそれを見たとしても、必然的に殺されることになるので、長時間の記憶は不可能です。一部の方程式も反ミームと見なせますね、ほぼ必ずクマが殺しに来るでしょうから。他にも例を挙げると、ある野球用バットはそれを記憶した人物の頭を殴打し、健忘をもたらします。あるいは銃、それも思い浮かべたり、調べたりすると出現して —

[銃声。]


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