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Name: 🜆
Author: furasukokun
Rating: 11/13
Created at: Fri Feb 07 2025
特別収容プロトコル
SCP-7709を象徴するシンボル
戦術神学部門の監督下の下、熟練の錬金術師を用いてアクア・レギア1を作る儀式を毎日行ってください。また、少量の純金を溶かしてください。その後、必要に応じて標準的に作業に利用されます。
説明
SCP-7709は酸性ドメインを持つ全能の存在です。現在、オッカムクラスの神2として分類されていますが、基底現実においてSCP‐7709の酸を伴うプロセスの影響が指数関数的に増加傾向にある為、将来的なオブジェクトクラスの再分類が検討されています。
SCP‐7709の特筆すべき点はブレンスレッド-ローリー酸塩基理論3にて説明される酸の性質を表し、腐食や分解、科学的揮発性などの幅広い科学的概念とは対照的な性質を持っています。これは、記録された他の神々の象徴と比べると、非常に珍しいことあり、基本から大きく異なっています。
SCP‐7709は形而上学的な形をとる場合、15世紀のヨーロッパの錬金術師を装っています。報告されている外観は統一性がなく、一般的な見解ではSCP‐7709は服を着た人間の男性で手足は鉛でできている又は鉛で包まれています。各表現における唯一の一貫した特徴は、額にあるシンボルです。アクア・レギアを表すシンボルと同じであり、白く淡い光を放っています。
SCP-7709への崇拝は小さな科学界やオカルトサークル以外では珍しく神を研究したりするための教会などは存在しません。また、同様に信仰や哲学の中心的な信条は存在せず、すべての異なる宗教や宗派が信仰しうるものです。各個人の思想は酸の浄化作用を崇拝するものから、SCP‐7709が君主制という概念に反対するものだとみなすものまであります。現時点ではそのような儀式的なグループに対する対抗処置はありません。
疑似歴史部門
歴史は人生の教師。
序文
疑似歴史部門にてSCP‐7709とその関連するアイテムについての文章が作成されました。アイテムが回収された日付順に記録が並べられています。
回収ログ
1867、ルクセンブルグ、ルクセンブルグ
説明
16世紀にバジル・ヴァレンタインによって書かれた「錬金術の13番目の鍵」という錬金術書です。ほとんどの本は科学的なものですが、この本は錬金術におけるSCP‐7709の役割を誇張するものです
この本は経験的な錬金術の過程ではなく、SCP‐7709に対する批評を中心に構成されており、複数のページに謎の人物の書き込みが存在しています。
回収ログ
1907、ロンドン、イングランド
説明
金に科学的に似た未知の白い金属によって鍛造されたギザギザの王冠です。また、未知の素材は物理的なダメージを受けないようです。更なる異常性は見つかっていません。
このオブジェクトはロンドン、イングランドの地下にある放棄された墓地にて発見されました。発見されたとき十分に水没しており_アクア・レギア_を用いることで解決されました。文書化された資料によると、この空間は19世紀初頭にイギリスの反君主主義運動によって封印されたようです。
回収ログ
1943、エチオピア、アディスアベバ
説明
SCP-7709を祀る小さな神社です。祭壇の周りには破壊された魔術本が散らばっており、SCP‐7709に捧げられたものだと考えられます。
いくつかの判読可能な文章は、15世紀のアジスアベバのタウマトゥルギ大学を示唆しています。文字と紋章のスタイルは、現存するそれらの他の作品と一致しています。
回収ログ
1961、スイス、ベルン
説明
報告書よると死亡した16世紀のスイスの錬金術師、フランツィスカス・マイオリスはアルカへスト4を作ることに興味があったようです。彼の努力は、アクア・レギアよりも強力な溶媒を作ればSCP‐7709の機嫌を損ねるとして、彼の同僚たちの間で意見の対立を引き起こしました。
その後、マイオリス氏は10月17日に同僚によって暗殺され、1547.彼の死体は翌朝に発見され、発見されたときには硫酸に浸され、傷だらけで凍っていたようです。犯人は、神聖ローマ帝国全土で活動する数多くの上位魔女狩り達とつながりがあり、処罰を逃れました。
錬金術部門
無から何も生まれない。
序文
Artefact №: 7709-1に記載されたいる、儀式を行いSCP7709と形而上学的なつながりが成立しました。選ばれた儀式は被験者の皮膚に薔薇の形をしたオーリック・クロライドの結晶を埋め込み、冷たい水に沈めるというものでした。対話は戦術神学部門のノヴァコヴィッチ博士によって実施されました。
最初の出会いに続き、さらなる発現が実行されました。以下の証言はすべて、ノヴァコヴィッチ博士の見解に基づくものであり、調査の必要性があります。
初対面のSCP‐7709と話をするのはとても難しいものだった。まるで星と会話しているようだった。でもその代わりに、私は領土を見つめていた。オリーブ色の空と真っ白な太陽を見上げていると、静まり返った無菌的な空気の匂いとは裏腹に、気分が悪くなる。
その塔からは、どこまでも続く黒い平原が見えた。丘は見当たらなくて、黒いゴムのような草が生い茂っていて、池がポツンとあるだけだった。腐食した水の上には、太陽の光を浴びて白骨化したヘビーモスの骨が突き出ていた。
価値のあるものは何もなかった。もう一度試してみる。
私は話をした。SCP‐7709は私にも自分自身にも何も興味がないにもかかわらず、哲学者のような優雅な振る舞いを見せた。ただ一つ確かなことなのは、差別をしないということだ。酸の神は天使と悪魔の肉を焼きつくす。これは財団の壮大な計画を達成するのに好都合だ。
金が「君主の災いの種」という考え方は、ある種の酸が金を溶かすことができるという事実に由来する。金が君主と結びついているのも、人間が金に価値があると判断したからにほかなならない。ノウアスフィアの概念が時折各々の似たような頂点に積み重なるのは面白い。
しかし、結局のところ、SCP‐7709は酸よりも重要な何かを表しているわけではないというのが簡単な真実なのだ。
SCP-7709とのコンタクトは容易になってきている。領土に入っても視界がぼやけることはない。何はともあれ、聴覚や嗅覚も改善してきている。
私はその動機に疑問を抱くだけの自信をもった。私はこれまで多くの神々と交流してきたが、彼らは常に何かを求めている。賞賛や、力や、変化だ。
しかし、SCP‐7709は何も欲しがっていないようだった。曲った塔にただ座って、何も成し遂げず、それに満足しているように見えた。なぜこんな神を崇拝するのか、私には分からない。
概要
以下は教授による一節です。アトキンソン教授は1919年の間にSCP‐7709について研究していました。アトキンソン教授とは、いくつかのベールに包まれたコミュニティの中で「最後の真のオカルティスト」と賞賛されたイギリスの独自の異常研究者です。
人々は私に尋ねる。「アトキンソン、どうして酸の神を崇め始めたんだ?君のような男には、もっといい選択肢があるはずだ」と。この疑問については、次で簡単に触れたい。
大戦が悲観主義を生み出したのにも関わらず、私は明るい未来を見つめている。私は、我々の種族が耐え忍び、このような悲劇を起こさないことを望んでいる。私が王水に惹かれるのは、より良い世界への希望があるからだ。まぁ簡単に言えば、私は他の神々が必要とされる世界に住みたくないのだ。
いつか人間はチューブから生まれるようになり、繁殖能力は意味を持たなくなるだろう。
いつか戦争はなくなり、兵士たちは銃を錆びつかせるようになるだろう。
いつか私たちの食べ物は研究室で合成されるようになり、収穫という概念は過去のものとなる時が来るだろう。
でも酸は?我々は常に酸を必要としている。
宛先: tni.TENPiCS|iksrog.k.noc#tni.TENPiCS|iksrog.k.noc
差出人: tni.TENPiCS|dyoll.e.rid#tni.TENPiCS|dyoll.e.rid
件名: SCP‐7709収容プロトコル改訂について
親愛なるグアスキスペシャリストへ
再生能力を持つオブジェクトについての報告書を読んだ。信じてくれ、同情するよ。私はあなたのいわるゆる「再生指数」を発見したとき — どのような種類の再生も必然的に進化し、抵抗との境界線を越え始めること — 私は本当に懸念している。これに対抗するためにSCP‐7709を使用することはあなたが以前戦術神学部門と関わっていたことを考えると予想できたことだ。
SCP-7709の加護によって酸を継続的に強くし、再生指数の上昇に対抗するというアイデアを粗雑に感じるかもしれないが、私はそのシンプルさにエレガントを感じる。このような単純明快な解決策は賞賛されるべきだ。
もちろん、祈りのエンジンの使用に関しては常に、ある種の打楽器を作らなければならないのは理解している。しかし、私はあなたの専門知識を信頼し、ノヴァコヴィッチ博士を信頼し、何よりも錬金術部門を信頼している。SCP-7709に対する彼らの努力は、部門全体が正当な資金の増加を必要としていることの十分すぎる証拠であると私は信じている。
とはいえ、送ってもらった資料には問題がある。今後何かを提出する前に、メモをまとめ、包括的な収容プロトコルに洗礼させる。
SCP‐7709は放っておいてほしいのかもしれない。しかし、私たちの為にもそれは許されない。
-ロイド管理官
追記、標準的な業務手順に関するあなたの勤勉さには感謝していますが、現時点ではこの提案をO5評議会に働きかけるつもりはありません。私は、サイト管理者としてサイト‐16に保管されているオブジェクトの収容プロトコルを合理的な範囲内で変更する権利があると信じています。
収容部門
最善を尽くせば、道は開かれる。
収容スペシャリストであるグアスキは、再生能力を持つKeterクラスのオブジェクトの封じ込めに、酸の利用を増やす提案を行いました。この要請は、サイト‐16のサイト管理官代理によって承認されました。
新しい収容施設の建設には追加資金が割り当てられました。祈りのエンジン5は収容に酸性溶液を使用するチャンバーの周囲に設置されます。
戦術神学部門からの通達
このメモを受け取ったということは、あなたの職場に祈りのエンジンが設置されたということです。
この新しい機器に慣れておく必要があります。いずれ、単独で操作するよう求められる時が来るかもしれないのですから。
水曜日に祈りのエンジンの実用的な使い方に関する研究集会が開催されます。
すべての職員は研究集会を進める前に入門書を必ず読んでください。
by: 戦術神学部門、グアスキ博士、 ██/02/1999
神々の快適さはほとんど考慮されていない。私たちはそれぞれ日々の課題があり、自分たちより目上の人たちの幸福を考えることさへ馬鹿げているように感じる。しかし、祈りのエンジンを使用する場合は、これを最優先にするべきである。
技術的なことは抜きにして、基本的な操作を見ていこう。一般に信じられているのとは逆に、祈りのエンジンは、実際には神と利用者の対話を強制することはできない。しかし、それらを配置することで、彼らの領土の一部を直接自分たちの領土に取り込むことになる。戦術神学部門ではそのプロセスを次のように例えている。
誰かがあなたの家に入ってきて、皿を手に取り、去っていく様子を想像してほしい。その皿は簡単に無視できる。結局、あなたの家にはほかにも多くの食器があるわけだし、皿一枚失くしたところで家系に響くわけでもない。それなのに、あなたは容疑者を追及する。
皿を割られ地面に散らばったとする。あなたの家にはもっとたくさんの皿がある。新しい皿を買えばいいというわけではない。それなのに、あなたはそれを繋げはじめ、その過程で自分自身を傷つけてしまう。
これがあなたが装置を向けている神々が感じていること:不安、煩わしさ、疲れ。配慮しよう。
医療部門から緊急の通達
最近、サイト‐16のサイトスタッフの間で医療上の問題が蔓延しています。
気分が悪い場合は、直ちに管理官に連絡してください。
明確に許可されている場合を除き、自己治療を行わないでください。
早急に情報を報告してほしい。
あなたが最後に送り込んだ人をスキャンしたところ、彼の胃は満たされていた — 純水で。錬金術部門の誰かと会ってこの問題について話をする、戦術神学部門が送り付けている人達ではない人とだ。
彼らの唯一の解決策は、診療所の祈りのエンジンを調節し続けることだ。ただでさ十分に不快でうるさいのに、これ以上の騒音で患者にストレスを与えたくないんだ。
-タリエルドクター
戦術神学部門
不条理ゆえにわれ信ず。
SCP‐7709は財団に対して表立って攻撃的な行動は取っていませんが、測定によれば、サイト‐16の至る所で科学的プロセスを妨害し始めています。この妨害は、酸の一般的に理解されている特性の発現を停止させることに限定され、特定の反応を触媒することを不可能にすることから、pH7.0以下を必要とする生化学的経路を妨害することにまで及びます。
現時点では、サイト16の運営コストや従業員の安全性にどのような損害が生じるかを見積もることは難しいです。完全な被害報告書を作成しています。 封じ込め提案Δ#7709により、これは優先度の高い課題に格上げされました。
宛先: tni.TENPiCS|iksrog.k.noc#tni.TENPiCS|iksrog.k.noc
差出人: tni.TENPiCS|dyoll.e.rid#tni.TENPiCS|dyoll.e.rid
件名: Δ#7709 プロジェクトの終了について
私はこのプロジェクトを中止する。あなたが私に送ってきた、すべての職員に携帯用祈りのエンジンを装備させるという提案は、実現不可能であり馬鹿げている。現実的に状況を考えてみよう。SCP‐7709は我々の収容作業への関与を拒否している。
責めることはできない。 最初の過ちは、受動的だからといって我々の負担を負ってくれると思い込んだことだ。生物学の重要な側面を支配する獣を手なずけようと試みるのは常に難しい、たとえ鎖につながれたままでも。私たちは常に酸を必要とし、本来の働きをすることを必要とする。だから多分、彼のタワーから摂政は去るべきだ。
SCP‐7709を責めることができないように、私も危機の責任をあなたに転換することはできない。あたなは自身の仕事に誇りを持っていた。私は提案書にサインをした。あなたが懲戒処分を下されることはない。私は?何が起こるか様子を見るしかない。
ふさわしく、戦術神学部門は信者を集めるのが本当に巧みで、恥ずかしながら私もその一人だったと認めよう。しばらくは、私たちの協力で錬金術部門を復活させることができると本気で思っていた。それは私が 時代に追い付こうとしただけなのだろう。
最初、オカルト部門だったが、今は錬金術部門だ。儀式は私たちの古いやり方に取って代わるもの、そうだろう?最近信仰を産業化する必要があるほど信仰に対する需要は高い。SCP- 7709をやっていることを「暴言」とまでは言わないが、しかしもし私が神なら、私はこれに腹を立てる — 自分の領土を悪用されたかどうかに関係なく。
人によってはSCP‐7709を恩知らずという人もいる、私たちの与える実態の影響力の量を考慮すれば。しかし覚えておいてほしい:一部の人々には助けられたくない人もいる。神々にとっては同じ真実、そのようだ。たとえ私たちが準備をしてSCP‐7709が成長してその影響力を広げるために完璧な状態を整えたとしても、まだ動かないまましれない。もし私たちが強制的に行動させると、落ち着かなくなるかもしれない。
馬を水飲み場まで連れて行くことはできる — あとはわかるだろう。
-ロイド管理官
追記、祈りのエンジンをすべて止めたとしても、儀式は続けてください。