SCP-005-VN : クリスマス・グランプリ

Information

Name: クリスマス・グランプリ
Author: Tetsu1
Rating: 32/32
Created at: Mon Dec 23 2024

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • レオノーラ・モラレス、野生動物スペシャリスト
  • トニー・カタラーノ、経理・観光部門
  • ラリー・カンブルトン、臨時次席研究員

ラリー・カンブルトン: やぁ皆さん、もうすぐホリデーですよ。

ヴィンセント・ボハート: ふーん。

レオノーラ・モラレス: ふーん。

トニー・カタラーノ: ふーん。

ラリー・カンブルトン: それはどういう態度ですか。あなたたちにクリスマス魂ってのはないんですか? それともこのサイトではパーティーやんないんですか?

ヴィンセント・ボハート: やる。

レオノーラ・モラレス: やる。

トニー・カタラーノ: やる。

ラリー・カンブルトン: ねぇ、ボットみたいに繰り返すのやめてください。どうしたんです? 管理官?

ヴィンセント・ボハート: 今年は財団が宿題を寄越してきた。

ラリー・カンブルトン: これは喜ぶべきことだと思ってたんですが。いつもなら僕たちは完全に無視されてるでしょ?

トニー・カタラーノ: そう言うなら、じゃあ何で財団は今年は緊急ミッションをこっちに寄越したと思う、この能天気野郎? 多分俺たちの運命は尽きたってこった。

レオノーラ・モラレス: ちょっとトニー、彼は新人ですからそんなに強く当たらないでください。でも確かに、本当にあなたはどうしたんですか?

ラリー・カンブルトン: 覚えてる限りだと、インターンシップにいた人はみんな、クリスマスの任務は秘密のプレゼント交換とか、サイト全体の飾り付けとか楽しくて楽勝なことだと言ってたんですが。

ヴィンセント・ボハート: 見え見えの罠だ。

レオノーラ・モラレス: 見え見えの罠だ。

トニー・カタラーノ: 見え見えの罠だ。

ラリー・カンブルトン: じゃあ何なのか言ってくださいよ。

ヴィンセント・ボハート: 光栄にも今年はあるアノマリーを追いかけろってさ。

ラリー・カンブルトン: そのアノマリーというのは?
ヴィンセント・ボハート: サンタ・ファッキン・クロースだ。

特別収容プロトコル

現時点では、SCP-005-VNに適用できる効果的な「ハード」な収容方策はありません。「ソフト」な収容方策には、SCP-005-VNの出現を報告することと、報告のあった地域で航空機実験を行っているという虚偽の情報を流布することが含まれます。

説明

SCP-005-VNの「ズーム」スナップ写真。

SCP-005-VNは毎年12月25日に出現する実体で、「サンタクロース」、「ペール・ノエル」、「ファーザー・クリスマス」等の名前で呼ばれるクリスマスのシンボル及び化身です。SCP-005-VNの外見は、白い毛皮のトリムのついた赤い服を着用した、過体重の白人男性です。SCP-005-VNは多くの場合9頭の_Rangifer tarandus_(トナカイ)に引かれたそりであるSCP-005-VN-1に乗っており、これが実体が空中を移動する異常能力の根源となっていると仮説づけられています。

補遺005-VN.01

歴史

SCP-005-VNは何度も観察され、歴史を通じて大衆により文化的要素と考えられていました。約10年前、SCP-005-VNの外見は現在のものに変化しましたが、異常性の大部分は変化していません。この変化の後に財団は正式にSCP-005-VNの収容を開始しましたが、その試みのほとんどは無駄に終わりました。全インタラクションの概要がいかに要約されています。

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • レオノーラ・モラレス、野生動物スペシャリスト
  • ラリー・カンブルトン、臨時次席研究員

ラリー・カンブルトン: あーん、なるほど、でも何でO5は個別のサイトにこれを割り当てるんですか? 全ての力を一気にぶつけてみてもいいんじゃ?

ヴィンセント・ボハート: 今はホリデーだぞ。みんな分担があるんだ。

補遺005-VN.02

遊園地、アトランティックシティ。

SCP-005-VN追加調査

——
トニー・カタラーノ、レオノーラ・モラレス、ノア・パテルからなるサイト-333職員3名が遊園地入口の外に立っている。他の職員2名、ヴィンセント・ボハートとラリー・カンブルトンは中で長いベンチに座り、綿菓子を食べたり互いにおしゃべりしている。ラリー・カンブルトンは外の職員を見て立ち上がり、手を振る。

ラリー・カンブルトン: こっちです、皆さん。

3名はラリー・カンブルトンに気付いてそちらに歩く。

トニー・カタラーノ: おはよ、でも何で俺たちはこんな風に外を歩かされてんだ?

ヴィンセント・ボハート: ルーキーのアイデアだ、ケツをオフィスチェアに突っ込むだけじゃなくて違うこともしようってさ。

ラリーはそれぞれに綿菓子を手渡す。グループは座って任務について話す。

ヴィンセント・ボハート: もう始めていいか? これはサイト-333の見せ場だ、だからまず全員集まってSCP-005-VNについて話し合う機会が欲しかった。全員こいつが何かは知ってるな?

ラリー・カンブルトン: えっと、財団は楽しいからそのおじいちゃんを外にほっておいてたと思ってました。

トニー・カタラーノ: あぁ、前は相当楽しかった、子供に無料のプレゼントだ。でもそろそろ止めてもいい頃じゃないか?

ヴィンセント・ボハート: あぁ、最近議論になってるライセンスのやつもあるしな。

ラリー・カンブルトン: 嫌だなぁ。

ヴィンセント・ボハート: エヘン、その話は結構。サンタクロースについてどんなことを知ってる? ミスター・スターク、お前から。

トニー・カタラーノ: でかい男、赤い服着てて、真夜中に家に忍び込んで子供のプレゼントを持ってくるってとこ。こいつは共産主義者か何かか? でも俺の意見としちゃ、少々気味悪いな。

ラリー・カンブルトン: レオノーラ、そっちは?

レオノーラ・モラレス: ノーコメント、あなたたちと同じくらいの知識です。そいつのトナカイがめちゃクールに見えること以外は。1頭でも捕まえられれば、それだけでその場所は観光名所になります。でも、あぁ可哀想なルドルフ1

ヴィンセント・ボハート: そいつがどうしたんだ?

レオノーラ・モラレス: 私自身とその仕事内容に誓って、この哀れな動物はトナカイ種の珍しい病気に苦しんでいます。それなのにあの意地悪ものはまだルドルフを無理やり先頭に立たせてるんでしょうか? そしてみんなはその大きくて、真っ赤で、丸いリンゴっ鼻を見て楽しんでると? 反吐が出る話です。彼みたいなトナカイを見たことある人はいるんですか?

ヴィンセント・ボハート: わかった。ノア、お前は? 何でそんなに静かなんだ?

ノア・パテル: 私に今何を言えと? こいつは自分の分野でもないのに。

ラリー・カンブルトン: あら、マジですか?

ノア・パテル: 私が。研究してるのは。未確認動物。でもサンタはただの野郎でしょ? どう関係があるのさ?

レオノーラ・モラレス: クランプスを研究してたと思ってたんですが。そいつの不倶戴天の敵をどうして見逃したんですか?

ノア・パテル: あなたたちが思ってるほど時間がないんだよ。ジャージー・デビルの件で死ぬほど忙しくて、まだ終わってないってのに、どうして別のプロジェクトまでやってると?

トニー・カタラーノ: 知ってることだけ言ってくれ。

ノア・パテル: わかったわかった。第一に、サンタクロースは何世紀もの伝説はあるけど、未確認動物としては規定されてない。できることなら、魔女とかアイスクリーム売りのトルコ人とかと同じカテゴリに分類したいね。

レオノーラ・モラレス: 本気で?

ノア・パテル: どうぞ。2006年にイタリアで、未成年者への暴行の罪でクランプスが出廷した時に、友人がそいつにインタビューする機会があった。画像はこれ。

ヴィンセント・ボハート: ったく。ジャージーはこれを見て判断したのか。

ノア・パテル: 第二に、この男の運転技術はとんでもないものがある。伝承通りなら、凍てつくような夜にパジャマだけで、他に何も防護せずに世界中に配達したってことでしょ?

ラリー・カンブルトン: 時には何人かエルフを連れてきて一緒に一夜を過ごしました。やれやれ。

ノア・パテル: 訊きたいんだけど、どうしてこの任務にこんなに熱心なの? これまで、あいつらがしてきたことといったら我々を見下すばかりだ。

ヴィンセント・ボハート: 先週末に他のサイトの奴らと、俺たちがきっと勝つって賭けちゃったんだよ。それで…

他の職員は全員ベンチから立ち上がって歩き去り、ヴィンセントだけがベンチに残される。

以下は実体を収容する財団の試行です。

  • 試行1 - クリスマス2003

2003/12/24の夜、財団はアノマリーを収容する試みとして民間人の住宅にセットアップを設けました。セットアップには、煙突の底にある強化金属合金で作られたネット、アノマリーが内部にいる時に煙突の頂上に自動的に配置される同様のネット、多数の武装エージェントとおとり用の民間人の女児が含まれます。以下は、住宅の居間で記録された事象の転写です。

«転写開始»

SCP-005-VNとF1車両が、小さな空間から抜け出る漫画のキャラクターのように、液状に変化して煙突から出てくる。

SCP-005-VN

[大きな声で、ただし叫びはせず] ホッホッホッ、メリークリスマス!

おとり

サンタさんなの?

SCP-005-VN

ホッホッ? おやおや、ここにあるのは何かな? 一年間いい子にしてたかい?

おとり

あぁ、サンタクロースだ! 一年中とってもいい子だったよ!

SCP-005-VN

[ポケットからキャンディケインを取り出す] いい子にはご褒美をあげないとね。

おとり

あぁ、[両手でキャンディを掴んで食べる] ありがとう、おじいさん。

SCP-005-VN

それじゃあ_[寝室へ続く廊下に振り返る]_、他の人たちもプレゼントはほしいかい?

エージェントの集団が一人ずつ廊下から出てきて、慎重にSCP-005-VNを囲むよう陣形を作り、おとりをカバーする。

SCP-005-VN

ホッ? これは何かね? 熱心なのはうれしいけど、列に並んだ方がいいんじゃないかの? 君たち全員にプレゼントがあるぞ。

アルファ

お前たち。

隊は電気の通った警棒をポケットから取り出し、防御姿勢に転じる。

SCP-005-VN

ホッホッ。クリスマスは、いい子にはご褒美がある。[ポケットからキャンディケインを取り出す] そして行儀の悪い子は [手を強く握り、キャンディケインをもう一方の手に滑らせると、それはキャンディケインに似たバールへと変形する] お仕置きしないとの。

アルファ

突撃!

チーム全員が前進し、SCP-005-VNの身体の無防備な箇所を攻撃して動けなくし麻痺させようとする。即座にSCP-005-VNはバールを使って4人中3人の隊員の頭を打ち、残りのエージェントは太ももへの攻撃に成功する。SCP-005-VNはこの攻撃にも耐性があるようで、上半身を回し始める。実体は最後のエージェントをバールで打とうとするが、隊員の一人により防がれる。

SCP-005-VN

ホッホッ、みんな考えは同じみたいじゃの。そちらにとって賞賛すべき美徳というものは行儀が悪いと見做されるぞ。

一人のエージェントがSCP-005-VNの背後で立ち上がり、跳びかかってヘッドロックをかけようとする。SCP-005-VNは回転し、バールの湾曲した側を使ってその首を掴み、人を鞭にして近くの隊員らを打ち、別のエージェントに投げ込んで両者とも戦闘不能にする。

アルファ

広がれ。フォーメーションに戻り、それから捕獲する。

SCP-005-VN

[掛け時計を見て] あまり時間はないようじゃ。

部隊が再びSCP-005-VNに跳びかかろうとしたとき、実体は異常な速度でバールを使って各隊員を掴んで投げ飛ばし、30秒間気絶させる。

SCP-005-VN

ナイティー・ナイト・ノーティーズ寝間着の夜のお調子者たち。来年はいい年じゃといいの。 [おとりに振り返ってプレゼントを取り出す] そしてこれは君に。来年もいい子にしとるんじゃぞ?

«転写終了»

ある任務において、SCP-005-VNを偵察する砲塔の画像。

おとりの記憶は消去され、家族の下に戻されました。プレゼントは調査のために財団によって取り上げられロッカーに収容されましたが、プレゼントは非異常と見做されました。プレゼントの中身は手作りのトナカイのぬいぐるみでした。

  • 試行2 - クリスマス2009

2009/12/24、午後10時頃にヌナプト準州イカルイト上空を未知のジェット機が飛行しているという情報を通じて、財団はSCP-005-VNの動きを追跡することができました。財団はアノマリーを監視下に置くため、ロッキード・マーティンF-22ラプター戦闘機を派遣しました。以下はパイロットと指令センターとの会話の転写です。

«転写開始»

<10:55 (GMT-5)>

アイアンバード

アイアンバードより司令部。指定されたポイントに到達した。どうぞ。

司令部

了解。エリアを偵察しろ、運が良ければまだそこにいるかもしれない。どうぞ。

アイアンバード

了解した。どうぞ。

<11:05 (GMT-5)>

アイアンバード

アイアンバードより司令部。本当にこいつはまだこの辺りにいるのか? どうぞ。

司令部

こちら司令部。更に10分間偵察して、それから撤退しろ。どうぞ。

アイアンバード

了解した。どうぞ。

<11:08 (GMT-5)>

アイアンバード

アイアンバードより司令部。奴を見つけた。ここからどうしたらいい? どうぞ。

司令部

現状を言ってくれるか? どうぞ。

アイアンバード

了解。奴は低空飛行しており、地面から5~10メートル上空、家の間を飛んでいる。F1車両ぐらいにかなり早く移動しているが、せいぜい煙突に真っすぐ入れるくらいではある。高度を下げようと思う。どうぞ。

司令部

わかった、こちらはそちらに-

アイアンバード

チッ、奴に見つかった。繰り返す。ターゲットがこちらを見つけた。追跡を始める。どうぞ。

司令部

了解。見逃さないようにしろ。どうぞ。

<11:15 (GMT-5)>

アイアンバード

アイアンバードより司令部。現在数百メートルを追跡中。ターゲットは十分な時間、最高速度で距離を維持できるようだ。対抗策を要請する。どうぞ。

司令部

了解。バックアップを要請した。SCP-005-VNは速度では勝っているかもしれないが、最大移動距離でいえばこちらより低いかもしれない。この説を確かめるためにも追い続けてくれ。どうぞ。

アイアンバード

了解した。どうぞ。

<11:20 (GMT-5)>

司令部

司令部よりアイアンバード。状況はどうだ? どうぞ。

アイアンバード

風の強いエリアに向かって飛行中、ロシアの北東辺りか? アノマリーの気配は- 待て。ターゲットが加速して向きを変えている。繰り返す。ターゲットが加速して向きを変えている。風のないエリアに向かっている。着いていけなさそうだ。どうぞ。

司令部

わかった。[長いため息] 退却してかまわない。ベストは尽くしてくれた。どうぞ。

«転写終了»

付記

SCP-005-VNが加速してアイアンバードを撒いた際の速度はマッハ2.5に達すると考えられます。これによりSCP-005-VNは財団の手を逃れることに成功しました。対抗策が研究され、より優れたタイプの戦闘機が開発中です。

  • 試行3 - クリスマス2010

2010/12/24、SCP-005-VNがプレゼントの配布を開始した後に、財団は千機以上のヘリコプターを世界中に展開してSCP-005-VNの調査と追跡を実施しました。2010/12/25の00:30頃、フィンランド北部の田園地帯でSCP-005-VNが目撃されました。以前の経験に基づき、財団は実体を積極的に追跡するのではなく、射撃装置を利用して実体の乗り物に追跡信号を取り付け、遠方から追跡するにとどめました。

追跡装置が取り付けられてから約2時間後、SCP-005-VNはヨーロッパ北部に飛行してそこで30分間接続が喪失した後、旋回してロシア、サハ共和国ヤクーツクに向かい、続く2時間はアジア中を移動してから、北極に戻り一瞬消失しました。クリスマスの夜、SCP-005-VNは各大陸を2時間かけて周回し、その後北極に戻って30分間消失し、再び同じ行為をするというプロセスを繰り返しました。

財団は最終的に、6:00(GMT 0)頃にノルウェーとグリーンランドの間の位置でSCP-005-VNを見失いました。しかし、SCP-005-VNが最後に観察された場所の綿密な調査でも、財団は注目すべき特徴を特定できませんでした。理論上は、SCP-005-VNは別次元にテレポートしたか、単に飛行中に追跡装置を破壊したものと思われます。しかしながら、上記の議論の特定の側面を裏付ける証拠は発見されていません。

補遺005-VN.03

サイト-333会議室。(写真は説明目的でのみ表示)

SCP-005-VN収容戦略概観

ヴィンセント・ボハート: で、そういう訳で今日22日にSCP-005-VNを捕まえる方法を話し合わなきゃいけなくなった。

ノア・パテル: ふざけんな。何でこう一日くらい普通の人みたいな人生を送れないかな?

トニー・カタラーノ: そりゃできるなら俺もそうしたい。でも上がこの件の予算を送ってきた。「ノー」っつーには遅すぎる。

レオノーラ・モラレス

ヴィンセント・ボハート: 倍率は1:100だ。勝てばもうすごい大勝ちだ。

レオノーラ・モラレス

ヴィンセント・ボハート: 俺をからかうんじゃなくてもっとまともなこと考えないか?

トニー・カタラーノ: こいつをどんだけ頑張って収容しようとしたかこの辺の文書に書かれてんの見ろよ。他の奴らは俺たちの少なくとも10倍はプロフェッショナルにやってる。こんなとこにいる奴らにもやれると思ってんのか? 冗談キツいって。

ノア・パテル: さぞ脳みそにしわが寄ってないんだろうね、ヴィンセント。中には数百人抱えてるところもあるのに、そこでさえほんの少しも進展がない。こっちと比べてみなよ。やってきたばっかのラリーを含めてもたった5人。

レオノーラ・モラレス: 何にしても、クソの役にも立たない話は一旦止めにしましょう。計画が必要です、ヴィンセント、どうやったらいいですか?

ヴィンセント・ボハート: どう考えても北極行く金はないから、どっか近くで捕まえるのがいいと思う。100パーここを通過するだろうから、あとはタイミングが完璧ならバッチリだ。

ノア・パテル: でも人手はどうするの? もうあんまし時間はないよ。

ヴィンセント・ボハート: 俺たちと比べたら、他のサイトは人が多すぎてすぐに気付かれるんじゃないか? 多分今回は小さい方がいい。

ノア・パテル: それじゃどうにもならない。5人でアヒルでも追いかけるつもり? 最速の戦闘機でもあいつには追い付けない。近くの倉庫からそりでも借りてきて早いとこ敗北プロセスを終わらせとこうって?

ヴィンセント・ボハート: ノア、お前すげぇ天才だな。あいつを追いかけられないなら、もっといい感じに追いかけるのを作ればいい。トナカイ、そり、追加の接着剤と魔法。そんなに難しいことか?

ノア・パテル: ねぇガチで正気?

ヴィンセント・ボハート: これ以上なく。予算をチェックしてどんだけ送られてきたか見てみよう。

トニー・カタラーノ

ノア・パテル: どしたの?

トニー・カタラーノ

サイト-333の買い物が実施された海辺の店 - アトランティックシティ。

ヴィンセント・ボハート: マジかよ。

プロジェクト・あわてんぼうの箱開封

本プロジェクトは、2023/12/23にSCP-005-VNへの対抗策として開始され、サイト-333の職員数名によるとこれは「でたらめな、完全な突っ走り」の試みでした。対照的に、ボハート管理官は依然としてこの方法は「単純ではあるが、あらゆる期待を超えるものになる」と自信をもって述べ続けました。本プロジェクトでサポートされた小道具は以下の通りです。

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • レオノーラ・モラレス、野生動物スペシャリスト

レオノーラ・モラレス

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • レオノーラ・モラレス、野生動物スペシャリスト

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: 即「イエス」って言ってくれました。おまけに$500のチップを恵んでくれましたよ。

補遺005-VN.03

SCP-7601の配送車両。

2024/12/24早朝、レオノーラ・モラレスがサイト-198との話し合いを終えた後、SCP-7601はサイト-333に配送されました。配送車両は7:54にサイト-333に到着し、ヴィンセント・ボハートとレオノーラ・モラレスがアノマリー受け取りのためサイト前に待機していました。

交渉ブリーフィング — 2023/12/23

車両が視界に入り、サイト前に停車する。ヴィンセント・ボハート管理官は車両に気付いて全力疾走する。

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: 待ってください。

両職員は無人車両に接近する。車両は職員2名を視界に入れると、動きを止めて音声通知する。

音声: 注意、配送プロセスが完了しました。車両後部から荷物をお受け取りください。

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: ホントです。

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレスの表情は暗くなる。彼女は息を吐き、車両の後部に回ってトランクを開ける。ヴィンセント・ボハートはおずおずと背後に歩く。

レオノーラ・モラレス: 手を貸してください。

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: ワン、ツー、スリー…

両職員はトランクの扉を持ち上げる。アノマリーは機密鳥類ケージに保管されている。SCP-7601は「不活動」あるいは「睡眠」状態にあるように見える。

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: 落ち着いて、友好的です。

レオノーラ・モラレスは車両からケージを持ち上げてSCP-7601を解放する。解放されると、アノマリーは再度「活動」状態に入る。

レオノーラ・モラレス: ハロー、SCP-7601。

SCP-7601は返答しないが、彼女の方を向く。

ヴィンセント・ボハート

ヴィンセント・ボハートは思わずガクンと後ろに揺れる。

レオノーラ・モラレス: 落ち着いて、最初に教えてもらった起動フレーズを思い出させてください。

レオノーラ・モラレス: ハローSCP-7601。そちらのサービスに契約したいのですが。

SCP-7601はレオノーラ・モラレスの身長まで首を伸ばす。その後、SCP-7601は返答する。

SCP-7601: 当サービスをご利用いただきありがとうございます、レオノーラ・モラレス様。ご希望のサービスをお知らせください。

レオノーラ・モラレス: ねぇヴィンセント、何を頼んだらいいですか?

ヴィンセント・ボハート

レオノーラ・モラレス: マジですか?

ヴィンセント・ボハート

SCP-7601: 検索中… お待ちください… 1件見つかりました… サンタクロース… 保険失効… 300年間保険料未払い…

ヴィンセント・ボハート

SCP-7601: 検索中… お待ちください… 見つかりました… 検索結果はカスタマーポリシーのため暗号化されています… 開示は不可能です…

ヴィンセント・ボハート: じゃあどうしたらいい? このアヒルを提案したのはお前だろ。何とかしろ。

ヴィンセント・ボハートはレオノーラ・モラレスに後ろに下がるよう手を振る。両者は一瞬ささやき合ってからSCP-7601の下に戻る。

レオノーラ・モラレス: SCP-7601、サンタクロースの保険更新料を回収したくはありませんか?

SCP-7601: 計算中… はい…

ヴィンセント・ボハート: お前の手伝いがしたい。一緒についてっていいなら、お前を解放して料金を回収させてやる。悪くない話だろ? 助けになってやる。

SCP-7601は一瞬不活動状態に入ってから回答する。

SCP-7601: 同意します… 交通費の全額負担を条件として…

レオノーラ・モラレス: あなたの保険に加入するなら交通費はそっちで賄ってもらえますか?

SCP-7601: もちろんです…

ヴィンセント・ボハート: よし。

SCP-7601との会合後、サイト-333で内部会議が開催されました。会議は以下に記録されています。

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • トニー・カタラーノ、経理・観光部門
  • レオノーラ・モラレス、野生動物スペシャリスト
  • ノア・パテル、未確認動物学者 兼 博物館学芸員
  • ラリー・カンブルトン、臨時次席研究員

ヴィンセント・ボハート: ペット化部分は完了だ。

ラリー・カンブルトン: どうやったらそりを上手く運転できるでしょうか…

ヴィンセント・ボハート: 良ければリラックスするんだ、貴重な資金源。

トニー・カタラーノ: そり? その木材の束ならアマゾンで売ったら230ドルくらいになったぞ。

ノア・パテル: それならどうやってあいつとレースしたらいいの?

ヴィンセント・ボハート: それなら、えー… アヒルの首に跳び乗るんだ。競馬みたいに。

レオノーラ・モラレス: でもどうやってしがみつくんですか?

ヴィンセント・ボハート: 完璧な解決策ならもうある。

ヴィンセント・ボハート: シカの角を掴めばいい。

ノア・パテル: んじゃこりゃ、いつの間にこんな?

ヴィンセント・ボハート: スタイリッシュだろ?

ラリー・カンブルトン: だとしても皆さん、今一番の問題は誰がレースに出るかということで…

ヴィンセント・ボハート: そうだな、公平を期して投票してみようじゃないか。

トニー・カタラーノ: 何だお前ヴィンセント、自分にまで投票したのか?

レオノーラ・モラレス: 投票終了、ヴィンセントですね。

ノア・パテル: 早めに準備した方がいいよ。実は、こっちは今夜ジャージー・デビルに異常な活動がないかチェックしないとならない。

ラリー・カンブルトン: それはお気の毒に。

トニー・カタラーノ: 心配すんなノア、自分の仕事に集中しろ。3人で何とかやれる。

以下のログはサイト管理官ヴィンセント・ボハートが実行したSCP-005-VNの捕獲任務の記録です。任務はヴィンセント管理官の身体に取り付けられた機器で記録されるのではなく、サイト-333の全職員はサイトの通信室で追跡を撮影することに同意しました。その理由は、「『身を寄せ合う』雰囲気を大事にしたい」というものと、「誰も寒い中に出たくない」というものでした。以下は収容任務の完全な映像です。

レオノーラ・モラレス: オーケー、ハロー、ハロー? マイクチェック、ワンツースリーフォー、フォースリーツーワン、ハロー?

トニー・カタラーノ: 全部問題なさそうだから、もう呼んでいいと思う。

レオノーラ・モラレス: はい、ヴィンセント、いますか? 聞こえますか?

ヴィンセント・ボハート: はっきりと。ところで、このシートベルトはもうちゃんと締まってるか? つまり、途中で落ちたりしないか?

レオノーラ・モラレス: かもしれません。乗ってください、あいつの場所を捉えました。

ヴィンセント・ボハート: よくわかった。待て、「かもしれません」ってのはどういう意味だ?

トニー・カタラーノ: しっかり締まってるってことだ。

ヴィンセント・ボハート: おい待てや-

ヴィンセントはトランシーバーに叫び、スピーカーから金切り音が聞こえるが、それも直後数秒間途切れる。

トニー・カタラーノ: やあヴィンセント、まだ生きてるか?

ヴィンセント・ボハート: ブボボボボボボボボボ_[マイクに風がぶつかる音と頬の内側がはためく音]_

レオノーラ・モラレス: ハロー。ヴィンセント?

ヴィンセント・ボハート: ま-ま-まだ息してる、このアヒルをできるだけし-しっかり掴もうとしてる。こ-こんにゃろう、何でアヒルの羽毛はこんな滑りやすくなきゃならなかったんだ? ブオオオ。

トニー・カタラーノ: 最後までやり遂げられそうか? いや、他に選択肢はないんだった。ということでもっとがっちり掴んでくれ。

ヴィンセント・ボハート: こ-ここじゃ息をすんのもめちゃきつ-

レオノーラ・モラレス: 例の老人にかなり近づいてます! 接触までスリー! ツー! ワン!

ヴィンセントの横でエンジン音が大きくなる。

ヴィンセント・ボハート: あばばがぎごふぁああかすす-

相手側のエンジン音が突然大きくなっていく。

レオノーラ・モラレス: 野郎加速しやがりました! 負けないでください、相棒。

トニー・カタラーノ: さぁ行くんだ、名誉と栄光のために。

相手のエンジン音は大きくなり続ける。

レオノーラ・モラレス: おっ、追いついたみたいですよ。奴にいいレースを見せてやってください。

ヴィンセントの声は風の音で途切れる。

ヴィンセント・ボハート: [マイクへ叫ぶ] 奴は乗ったぞ!

トニー・カタラーノ: こりゃいいや。じゃ、レディース・アンド・ジェントルメン、世紀のレースへようこそ、主役は我らが愛しの管理人、そしてええええええええええサンタ・マザーファッキン・クロースだああああああ!!!!!!!!

トニーがボタンを手でたたくと、ヴィンセントのボディカメラ映像のライブストリームが起動する。その直後、一連の通知音が聞こえる。

レオノーラ・モラレス: 行っけえええ。金ですよほら、金。

ヴィンセント・ボハート: 何を- お前ら俺に内緒で別の賭けしてたの???

レオノーラ・モラレス: まあそうですね、私たちも別のサイトの人と賭けまして。

ヴィンセント・ボハート: そこに俺の取り分は?

トニー・カタラーノ: あんたの取り分は管理官たちから。勝ってくれたら、そりゃもう。

ヴィンセントの声は再び風の音で途切れる。

トニー・カタラーノ: 俺の想像ではあいつはあだこだ文句垂れてんだろうけど、分け前があることに大喜びした方がいいぞ。俺たちなしで最初に賭けたんだからな。

レオノーラ・モラレス: ゲームに戻った方が良さそうですね。[興奮して] SCP-005-VNとSCP-7601は未だ接戦です。どちらも遅れを取りません。この状況では、以前にもこのような荒天で運転したことのあるSCP-005-VNが優位かもしれません。ですが。心配する。必要は。ありません。SCP-7601が何でもありなのは周知の事実です。あなたの言うべきことは「サンタ、債務逃れ野郎」だけです。

ヴィンセント・ボハート: [叫ぶ] サンタ、債務逃れ野郎。

トニー・カタラーノ: [叫ぶ] サンタ、債務逃れ野郎。

レオノーラ・モラレス: [叫ぶ] サンタ、債務逃れ野郎。

レオノーラ・モラレス: そら、アヒルが加速してサンタを追い越しました。賭けるなら早い方がいいですよ。

背後で銀行の通知音が鳴り続ける。

トニー・カタラーノ: [叫ぶ] 危険が迫ってる。目の前に崖が! すぐ方向転換しろ!

SCP-7601はその頭部とヴィンセントの向きを変えてから首を引き戻し、ルートを進む。

レオノーラ・モラレス: ちょっと待って。サンタはどこ行ったんです?

トニー・カタラーノ: ジェド・マロース2ってのはデッド・マロースの間違いかもな! そんで-

カメラは上方を向き、乗り物ごと上下逆さまのSCP-005-VNを映す。彼はヴィンセントを見てウインクし、その後加速する。

レオノーラ・モラレス: 友人はゴールにかなり近づいています。両者とももうすぐマッハ3です。間もなくゴールラインです。

トニー・カタラーノ: お前らも、「サンタ、債務逃れ野郎」って言ってもらえるか、ワン。ツー。スリー。サンタ、債務逃れ野郎! ほらお前ら、サンタ、債務逃れ野郎! サンタ、債務逃れ野郎!

SCP-7601は少しずつ首を伸ばし、ゆっくりとサンタに追いつく。

レオノーラ・モラレス: カウントダウンした方が良さそうですね。スリー! ツー! ワン!

ヴィンセントは突然身体を前に突き出す。

レオノーラ・モラレス: [叫ぶ] 勝者ぁぁぁぁぁぁああああああああヴィンセントオオオオオオおおおおおおお。

トニー・カタラーノ: マジかよ、ガチで信じられねぇぜ。ヴィンセントが文字通り頭一つ抜け出た、文字通り。

レオノーラ・モラレス: 素晴らしかったですね。賭けに負けた人にあまり辛辣なことは言わないであげてください。ヴィンセントは作りが常人とは違った、それだけです。

SCP-005-VNとSCP-7601の両者は速度を落とし始め、地面に触れる。この瞬間、SCP-7601はSCP-005-VNに向かい首を伸ばして保険の話を始める。

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ヴィンセント・ボハートはSCP-7601の質問に気まずそうに背を向けているSCP-005-VNに接近する。彼はSCP-005-VNの肩を叩く。

ヴィンセント・ボハート: それでお前は?

SCP-005-VN: [振り返って] ロニー・ピーターソン。

ヴィンセント・ボハート: 何だ、誰だそれ?

レオノーラ・モラレス: ロニー・ピーターソン、スウェーデンのレーサー、F1世界ドライバーズ選手権で2回準優勝、スウェーデンのF3で2回優勝、その他複数のトーナメントに参加。1978年に腎不全で亡くなりました。

トニー・カタラーノ: 何でそんな詳しいんだ?

レオノーラ・モラレス: 大ファンなんで。

トニー・カタラーノ: えっ、そうなの? こういうのに興味がある様子なんて見たことないけど。

レオノーラ・モラレス: 冗談です、ウィキペディア見たんです。

ヴィンセント・ボハート: 待て、あんたサンタクロースじゃなかったのか? どうやってこんなクリスマスレーサーになった?

SCP-005-VN: サンタは活動休止中なんで、俺が代わりにやってるんだ。

レオノーラ・モラレス: 写真とも全然違いますね。どういったらいいか-

トニー・カタラーノ: 言い方には気をつけろよ。

SCP-005-VN: 太った? あぁ、役割遂行のために、えー、もうちょっと体重が必要だった。望んでなかったとしても、ジンジャーブレッドだらけのこんな食生活じゃどうせすぐにこうなる。

ヴィンセント・ボハート: だがそれだけじゃなくて死んだはずだろ? 1978年に腎不全で。

SCP-005-VN: それだ。死が偽物だったとかそういうことはない。

ヴィンセント・ボハート: いったいどうやってこの世に舞い戻ってきた?

SCP-005-VN: そう、向こう側からの光が俺に向かって揺れていた時に、手が俺の肩を掴んで、吹雪の真ん中の部屋、焚火の隣に引っ張ったんだ。

レオノーラ・モラレス: もしかしてそれって。

レオノーラ、トニー、ヴィンセント

サンタ!

レオノーラ・モラレス: わぁ、おめでとうございますヴィンセント。やっとみんなに追いつけましたね。

ヴィンセント・ボハート: 皮肉はやめろ。[SCP-005-VNに向いて] とにかく、何でサンタがあんたをドライバーに選んだかはっきりさせないと。信仰とか子供への愛の方がサンタには大事な資質じゃないのか? 何でまたあんたみたいな死んだレーサーを?

SCP-005-VN: それは… サンタはクリスマスプレゼントを全部時間内に配れることを保証する真のレーシング仲間が必要で、それまでの候補は基本全員約束をすっぽかしたと言ってた。

レオノーラ・モラレス: わぁ。てことは彼は顧客体験よりもKPI重視なんですか?

SCP-005-VN: あぁ、考えてみなよ、サンタにだって締め切りはあるんだ。ある日、俺がそこで日光浴してるとサンタが肩を叩いてきて、「のお若いの。君はかなりスムーズにそこを運転できるの。お願いしたいことがあるんじゃ!」て言った。そして俺に服を着せるようエルフに言って、そりも責任も俺にほっぽって消えちまった。

トニー・カタラーノ: 別の言い方をすれば、その爺はゲロ怠け者だったから他人に責任を全部押し付けたってとこか。

SCP-005-VN: 10年になる。けどまあ、俺は元気にやってる。ネタバレだけど天国にF1はないから、長く生きられるなら生きられるだけいい。

ヴィンセント・ボハート: それと、こんなに賞が戸棚に入ってるだろうに、何で俺みたいなアヒルライダーに負けたんだ?

SCP-005-VN: あんたへのプレゼントだよ、メリークリスマス!

SCP-005-VNとヴィンセント・ボハートは感極まって抱き合う。背後ではSCP-7601が依然としてSCP-005-VNの保険料に関して不満をわめいている。

トニー・カタラーノ: なあレオノーラ。

レオノーラ・モラレス: はい?

トニー・カタラーノ: 我らが哀れなサイト管理官が老人に勝利をもらったぞ。

特別収容プロトコル

1978年8月時点でのSCP-005-VNの写真。

実体は依然として財団の管理外にあるため、現在の収容プロトコルは毎年12/24~25にかけて実体の経路を追跡することのみを中心に展開されます。毎年、SCP財団はSCP-005-VNへの対抗策を構築する任務を特定のサイトのデータベースに割り当てます。

サイト-333は将来的な割り当てに備えてこの任務を遂行する義務があります。

説明

SCP-005-VNは著名なスウェーデン人レーサーのロニー・ピーターソンであり、以前は公的に「スーパースウェード」としても知られていました。SCP-005-VNはレベルIII復活実体3であり、破壊不可能な身体、熱耐性、特定の一般的な病気への耐性などの軽微な異常性を有しています。

更に、SCP-005-VNは運送車両としてSCP-005-VN-1も所有しています。

更新版説明

現時点で、SCP-005-VN-1は改造されたF1レーシングカーです。SCP-005-VN-1の前半分には疾走する姿勢の_Rangifer tarandus_(トナカイ)が描かれており、前脚を2つの前輪の上に置き、後脚で後輪を押し、前翼には1対の枝角が位置します。

SCP-005-VN-1の最低速度は通常のF1車両の最高速度に等しく、記録された最高速度はマッハ2.5を超えます。SCP-005-VN-1は音量を完全に制御する機能も備えており、これによりSCP-005-VNが義務を果たしている夜中に付近の民間人を起こすことを防いでいます。SCP-005-VN-1は「現代のトレンドに追いつく」ために出現したものと理論づけられています。

  • ヴィンセント・ボハート、管理官
  • トニー・カタラーノ、経理・観光部門

トニー・カタラーノ: 結局SCP-005-VNは逃がしたままだな。ほら、もう荷物をまとめる時間だ。

ヴィンセント・ボハート: 何で?

トニー・カタラーノ: 賭けに負けやがったからだよ、この野郎。


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